月下に咲く薔薇 18.
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が、小声でクロウの耳元に届いた。
「無料にもチャラにもしないさ。何しろ俺の方は、借金持ちだからな」
「バカ野郎が…」
不意に、異音が耳をつく。
会議室の内線電話が鳴り始めた。
しなやかに立ち上がり応答する万丈が、「そうか。よくやった」と答えて「大塚長官」と基地の最高責任者を呼ぶ。
「どうした? 万丈君」
「滑走路で敵の痕跡を探していた勝平達からです。見つけたそうですよ。敵の一部と思われる植物片を」
− 19.に続く −
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