Another3 潜入ギガンティス
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かつては何らかの研究施設だったであろう場所、ラグラノ廃墟。
4人のハンターは建物に入り、様子を窺う。
ゼロ「…お出迎えは無し、か…」
ゼロが呟いた隣で、エックスは左腕の通信機を起動させる。
エックス「…聞いてた通りだな」
映し出したディスプレイには砂嵐がかかっており、使えないと判断しすぐにしまう。
エックス「無線機は殆どアテに出来ない」
ゼロ「…それにしても…これだけの島に潜入するのがたったの4人とはな」
呆れたように言うゼロにルインも苦笑しながら言う。
ルイン「仕方ないじゃない。大規模な部隊だと目立って動きにくいし。それに4人じゃないよ。ソニアもいる」
ソニア[戦闘のサポートは任せてよ!!]
ゼロ「期待しないでいる。…少数精鋭ということか」
シャドウ「俺は、あんたらほど優れたハンターじゃないが、この島には詳しい」
そう、シャドウはギガンティス出身のレプリロイド。
この島のことは誰よりも詳しい。
エックス「ああ。案内は頼む、シャドウ」
シャドウ「よし、早速移動しよう。潜伏するのに丁度いい場所がある。」
エックス達が行動を開始しようとした瞬間、背後から放たれたエネルギー弾が中央の柱を破壊し、破壊された柱がエックス達に向かって倒れてくる。
咄嗟に回避するが、エックス、ルイン、ソニアの2人と1匹。
ゼロとシャドウの2人に離されてしまった。
エックス「ルイン、ソニア。怪我はないか?」
ソニア[お父さん、私は大丈夫だよ。お母さんも]
ルイン「うん。ゼロ!!シャドウ!!大丈夫!!?」
シャドウ「エックスとルインとサイバーエルフはそっちの階段から上がれ!!上で合流しよう!!」
エックス「分かった。罠かもしれない。気をつけろ!!シャドウ、君はゼロから目を離さないでくれ!!」
ゼロ「…どういう意味だ」
ルイン「シャドウ、ゼロが勝手な行動したらその時はお願いね」
ゼロ「ルイン…お前まで」
シャドウ「ああ、分かっている。こちらは任せておけ、行くぞゼロ」
向こうにいるエックス達もシャドウも行動を開始する。
ゼロは微妙そうな表情でシャドウを追い掛けた。
そしてゼロとシャドウと合流するべく移動を開始したエックスとルイン。
エックスは最新型のアーマーにより出力が以前よりも大幅に向上しているのを感じていた。
野生化したメカニロイドと遭遇するも、エックスとルインの敵ではない。
エックス「ルイン、チャージショットで殲滅する。フォローを頼む」
ルイン「任せてよ!!
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