暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
想いを1つに
[3/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
負!!勝負!!勝負!!勝負!!」」」」」

観客たちはナツさんたちを煽るように勝負コールを行い、それを聞いたスティングさんが一歩前に出る。

「ッ!!」

ナツさんがそれを見て同じように一歩出ようとした、しかし、それをエルザさんが右手で制する。

「最強だかフィオーレ一だか知らんが、1つだけ言っておく」

目を細めるエルザさん。剣咬の虎(セイバートゥース)の面々はそちらに視線を向ける。

「お前たちは、一番怒らせてはいけないギルドを敵に回した」

今まで見たことないような表情のエルザさん。スティングさんたちはそれを臆することなく睨み合っていたが、ひとまずはそれでこの場はなんとか収まることができた。
治癒魔法をかけたルーシィさんは衛生兵たちの持ってきたタンカに乗せられ、ポーリュシカさんのいる医務室へと連れていかれた。



























「ルーシィ大丈夫?」

ベットで眠っているルーシィさんに声をかけるハッピー。だけどルーシィさんは今は眠っているため返事はない。

「「「「「「「「・・・」」」」」」」」

医務室にいる俺たちAチームとシャルルとセシリー、そしてポーリュシカさんは体中に包帯を巻いているルーシィさんを囲むようにして静かに目覚めるのを待っている。

ガチャッ

「ルーシィは無事ですか!?」
「ルーシィ!!」

突然扉が開くと、そこには水着から着替えてきたジュビアさんを先頭にBチームの皆さんが医務室に入ってくる。

「皆さん・・・」
「お前ら・・・」
「チームは違っても同じギルドでしょ」

俺とグレイさん、カナさんがそう言う。

「ラクサス」

ナツさんは一番最後に入ってきたラクサスさんを見て少し驚いているみたい。失礼な話だけど確かに心配とかあまりしなさそうな人ですしね。

「で?どうなんだ」

ガジルさんがルーシィさんの容態についてポーリュシカさんに問いかける。

「ウェンディとシリルのおかげで命に別状はないよ」
「いいえ、シェリアの応急処置がよかったんです」

ポーリュシカさんと謙遜しながらウェンディがそう言う。

「今は疲れとかも重なって眠っているだけですので」
「よかった」
「傷なども残らんようで安心している」

俺の説明にミラさんは胸を撫で下ろし、エルザさんも安心した様子でそう言う。

「あいつら・・・」

すると、椅子に腰かけているナツさんが苛立った様子で先程のミネルバさんの言動を思い出している。

「言いてぇことはわかってる」

ラクサスさんも表情こそ崩していないものの、心の中では相当剣咬の虎(セイバートゥース)に対して怒って
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ