Another2 ギガンティス
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女神がアリアと言う名の少女に転生してから、瞬く間にイレギュラーハンターの間で話題になった。
今まで不可能だったエックス、ゼロ、ルイン、ルナ、アクセルの完璧なメンテナンスに加え、先日太平洋に落下した鉱石、フォースメタルの解析、そのエネルギーを使い、エネルギー不足等の解消など、彼女は人間としては凄まじい功績を挙げていく。
一部ではDr.ライトとDr.ワイリーの再来とまで言われている程だ。
そんな彼女の所にアクセルの姿があった。
アリア「おや?アクセル君にルナちゃんじゃない?何か用?」
アクセル「メンテナンスを受けに来たんだよ。今日から長期休暇を取ったからね…ちょっとした里帰り」
ルナ「俺も一緒に行くんだ。アクセルだけだと、少し心配だからさ」
アリア「ふんふん、確かアクセル君が生まれた研究所は確か、ギガンティスの近くだったね。確か、隕石落下の津波やら、研究所で造られたフォースメタル搭載型レプリロイドの製作に失敗して、そのイレギュラーによって研究員はみんな死んだんでしょ?今更そんなとこ行っても…」
アクセル「うん…ゼロからも言われたけど…やっぱり僕が生まれた場所だからさ」
ルナ「アクセル…」
アリア「そっか…じゃあメンテナンスを始める前にこれをあげるよ」
メンテナンスの準備に取り掛かる前に、アリアは六角形のケースに収められた1つの黒いフォースメタルをアクセルに差し出した。
アクセル「何これ?フォースメタル?」
アリア「うん。あの研究所を調査した時に発見されたの、高度な技術で精製されたフォースメタルだから浸食値が高すぎて誰も装備出来ないんだって。アクセル君は新世代型だから使えるんじゃない?」
アクセル「元新世代型レプリロイドのプロトタイブだよ…」
100年前に反乱を起こした新世代型レプリロイドは、プロトタイブのアクセル達を除いて姿を消した。
もうこの世界には新世代型レプリロイドはもう僅かしかいない。
アクセル「でも、ありがたく受け取っておくよ。あいつらをコケにした僕がこれを使えば、今頃地獄にいるあいつらが滅茶苦茶悔しがるだろうしね」
盛大な嫌がらせを思いついたと言いたげにニヤニヤと笑うアクセルにアリアもしきりに頷いてやった。
アリア「それじゃあ、メンテナンスを始めようか」
アクセル「うん、お願い」
しばらくは完璧なメンテナンスは受けられなくなるため、念入りにチェックしてもらった。
アリア「ああ、そうだ。フォースメタルには能力の強化の他にも、秘められた力を解放する力があるみたいなんだ。もしかしたら今のアクセル君も秘められた力を解放出来るんじゃないの〜?」
アクセル「秘められた力…か…」
アクセルの脳裏に過ぎるのは、新世代型レプリロイドの反乱時に
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