少女との出会い編
ギルド登録
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クワクする」
『おう、プログラマー魂が震えているぜ!』
「ちょっと待った、お嬢ちゃん」
キャロがアスカランに入ろうとすると一人の門番に止められた。
「なに?」
「この町に入るためにはお金を払ってくれないとダメだよお嬢ちゃん、銀貨3枚きっちりはらってくれるかな?」
これは決定事項だからね、と言いながら手を差し出す門番。
(どうする?お金なんて持ってないよ)
『確か俺の倉庫の中にゴブリンが持ってた金が入ってるはずだよ、俺の言うことを口に出して言ってくれ。
少し待って、今出すから』
(わかった)
「少し待って、今出すから」
キャロがそう言ったのを聞くと俺はタイミングよく倉庫を開く。
ジャンル検索で銀貨を選択すると何枚かの銀貨が吐き出る。キャロがその銀貨を拾い3枚門番に渡すとその様子を見ていた門番が
「…嬢ちゃん、倉庫持ちかい?すごいね、そんな小さいのに倉庫持ってて」
「まあね、じゃあ通して」
「わかった、じゃあこれが通行証、これから三日間は使えるよ。期限が切れて外に出てたらまたお金払ってもらうから」
「わかった」
そう言うと門番は笑顔でキャロに手を振って送ってくれた。
『ギルドあるんだろ?行こうぜ、冒険者登録したら後々いいことあるんだろ?』
「ん」
キャロは頷くと人がたくさん出入りしている建物に向かい、扉を開け入る。
「すいません、登録したいんですけど」
「はい__________ってお嬢ちゃん本気なの?」
「ん」
受付嬢はキャロの姿を見た瞬間引きつった笑みを浮かべ問いかける。それにキャロは頷くことで返答をする。
「…本当ですか?」
「冒険者に年は関係ない」
「…わかりました、ではそちらの水晶に手を触れてください」
もう諦めたのかそう促す受付嬢。
キャロがそれに従うように水晶に手を触れると水晶が光る。
「はい、登録完了しました。これが貴女のギルドカードです。キャロさんはただいまGランクなのでFランクまでの依頼を受けることができます。」
「わかった、ありがと」
そう言いキャロがギルドカードを受け取ろうと手を伸ばした。その瞬間
「ちょっとまったぁぁぁ!!!」
ギルドに大声が響いた。
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