少女との出会い編
少女との出会い
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ロは力を入れ地面に刺さっている俺を引き抜きオーガに向けて対峙する。
キャロの二倍以上ある大きさのオーガにはキャロは犬と同格にしか見えておらず気持ち悪い笑みを浮かべている。
オーガがキャロにトドメを刺そうと腕を引いた_____その瞬間
オーガの腕がグルグルと回転しながら宙を舞った。
多分適性判断で判断された結果、オーガが腕を引いた瞬間隙ができると判断して剣術Lv.8で獲得できるスラッシュウェーブを使ったのだろう。
「ぐがぁぁぁぁぁぁ!!!!」
痛みに耐えれなかったのかオーガが切れた腕の断面を見て絶叫する。
その隙を突きキャロは猫のように静かに気配を消してオーガの後ろへと回り込んだ。
「がぁ_____」
ぐるりと首を回転させキャロを見ようとしたオーガの首が宙を舞った。
ズシンと音を立てオーガの首と肩腕が無くなった巨体が地面に倒れた。
「…やっ……た…」
そしてキャロも安心して力が抜けたのか、それとも限界だったのか地面にパタリと倒れ込んだ。
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