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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第1話 エース・オブ・エースVSバリアアーマー
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なが一斉に黙った。

「そうだね、娘達みんなそれぞれ旅立つだろうね。それが出会いでもあり、別れでもある。私は娘達を造り、大事な娘と思うようになってから覚悟はしてたさ。もしトーレ以外にもそういう相手が居たら言ってくれ」
「でもドクター………」
「ウーノ、君もだ。いつまでも私の相手をする必要は無いよ」
「………何ですかそれ、私は邪魔ですか?」
「いや、そうじゃないよ。私は一番ウーノに迷惑をかけていたし、その分幸せに………」
「ちょっと待てスカさん、それは………」
「もういいです!!!」

バン!!と大きく机を叩き、席を立つウーノさん。

「ドクターには私の気持ち何て一生分からないんです!!!」
「ウーノ!!」

ウーノさんはそのまま出ていってしまった。

「ど、どうしたんだウーノ?」
「ドクター、追ってください。あれは流石にウーノ姉様が可哀想です」
「チンク………だが私はウーノの為を思って………」

「何を言ってるんですのドクター?それが本心って訳では無いでしょう?」
「私達も2人のお互いの気持ちは分かってます、素直になってください」
「クアットロ、ディエチ………」

「ドクター、ウーノ姉を悲しませないで」
「そう、私達もそう思ってるしな」
「それじゃあレイ兄二号っスよ」
「セイン、ノーヴェ、ウェンディ………分かった!!」

そう言ったスカさんは覚悟を決めた顔で席を立ち、ウーノさんを追いかけていった。
………ってかウェンディそれはどういう意味だ?

「完全に蚊帳の外だな………」
「仕方がないだろう、スカさん家の事情だ。………まあオットー達にはまだイマイチピンと来ないかもしれないけどな」
「………何となく分かる。始めからドクターはお父さん、ウーノ姉様はお母さんって感じがした」
「そうですね。私もそう感じてました」
「私もです、師匠!」

「セッテ、俺は別に師匠じゃ無いからな」
「もう教えられる気満々だな」

笑いながら話しかける夜美。

「いや、教えられるほど強くないからな俺」
「レイ、教えているときこそ見えてくるものがあるんだよ」
「ライが珍しく説得力のあること言った!?」
「………それどういう意味優理!?」
「日頃の行いから見ればなぁ………」
「アギトまで!?」
「ライお姉ちゃん、高校生らしいです」
「キャロにその気は無いのでしょうけど、キャロが姉みたいな発言ですね」
「えっ星お姉ちゃん?ち、違いますよライお姉ちゃん!!」
「もういいもん………心も体も成長して大人の女性になってやる………」

「「体は駄目だ(です)!!」」

そう言って星と夜美はとても真剣な顔でライに迫ったため、ライは頷くことしかできなかった。

「全く………」

その後、
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