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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第1話 エース・オブ・エースVSバリアアーマー
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会話をする2人に星の威圧感もどんどん強くなっていく。
「大丈夫っスよ、2人は興味があっても絶対に手なんか出さないっスから。もし手を出してたら仲良く天国に行くことになるっスからね」
そんな混乱気味のディードに声を掛けたのはウェンディ。
ウェンディの言葉にまさかと小さく笑うオットーとディード。
しかし俺はその先に起こるであろう恐怖でその場で固まっていたのだが………
さて、ウェンディの後ろには優理と手を繋いでいるクアットロとディエチに俺を睨んで見てるライと夜美、何かあるかもとワクワクしているセイン、今にも桐谷に襲いかかりそうなフェリアとノーヴェ。
そして………
「キャロ、あの2人?」
「うんそうだよセッテ」
セッテ………?
そんなキャロの声が聞こえたのでそっちを見てみると、俺より少し年下位のピンクのロングヘアーの女の子がいた。
(これでナンバーズ全員稼働か………)
愛しい3人に睨まれながら現実逃避するようにそんなことを考えていた。
すると、セッテはキャロと一緒に俺の方に向かって歩いてきた。
「えっと、俺は有栖零治だ、よろしくな」
「キャロから聞いているので知ってます。私はナンバー7セッテです。実は零治さんにお願いがあります」
「お願い?」
「私に剣を教えてください!!」
「いやぁ、本当はトーレに教育係をさせたかったんだけど、トーレは最近殆ど出ていってるからね」
夕食時、セッテの突拍子の無い発言についてスカさんに話を聞いてみたのだが、その当人はそれほど気にしてない様子である。
「?トーレさんは何してるんです?」
「ランスター家に居候状態だよ。それと共に訓練校で魔法以外の戦闘を特別講師として教えてるみたいだよ」
もはや結ばれるのは近い未来にしか感じない。
ってか訓練校で特別講師ってそれって大丈夫なのか?
「心配そうだが、彼女ももう大人だし、自分の事は自分で決めるだろう。………まあ寂しい気はするけどね」
「完全に親父の感想だなスカさん」
「もし結婚と言う話になったら『力づくで奪うが良い!!』とか言えば良いのかな?」
「ドクター、完全に負けます………」
確かにウーノさんの言葉通り、勝てないだろうな………
ティーダさん、先輩同様の実力があるだろうし。
「まああの飲んだくれを嫁にもらうなんて変わり者ってだけは確かね」
「それにクアットロは酔ったトーレ姉によく絡まれてたからね」
「本当よ!!私はおもちゃかっての!!」
何て愚痴りながら飲み物を一気に飲み干すクアットロ。
「でもトーレ姉みたいに私達も好きな人と一緒に住むようになるのかな………?」
そんなディエチの言葉でそれぞれ喋っていたみん
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