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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第1話 エース・オブ・エースVSバリアアーマー
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おい、零治まだか?」
「まて、もう少し………」

くそっ、打つ手が思いつかない………どうやってもこのままじゃ負ける………

「………銀を右に置いて」
「銀を?えっと………」

いきなり後ろから手が伸びたので思わず取った銀を置いたのだが………

「あっ………」
「なっ!?」

まさかの大逆転の一手に。
大分先の手を考えてたのに、まさかそんな手があったのか………

「………って君誰?」

俺に将棋の指摘をしてくれたのは少し小柄なボーイッシュでパジャマを着た茶髪女の子。
女の子と言ったが、果たして合っているかどうか自信が無い。

「ナンバー8、オットー」

オットー………?
確か光をボンボン飛ばす女の子?だよな………?

「僕の言うとおり………でしょう?」
「あ、ああ。ありがとう、俺は有栖零治、零治で良いよ」
「うん、よろしくレイ兄」
「知ってた?」
「俺は………「桐谷兄」知ってる?」
「どっちもウェンディが教えてくれた。桐谷兄はイケメンだからすぐ分かるよって」
「………俺に関しては?」
「面白い人だって。だから名前言ってもらわないと分からなかったから………」

確かに俺はイケメンじゃないよ?だけどもっと違う紹介の仕方あるだろうがウェンディのアホ………

「まあいい。俺は加藤桐谷だ、よろしくなオットー」
「うん、よろしく」

「オットー!!」

そんな自己紹介をしていた俺達の方に、カチューシャを着けた茶髪のロングヘアーの女の子がやって来た。

「あっ、ディード」
「探したわオットー、こんなところに………あ」
「えっと、始めましてだな。俺は有栖零治、こっちは加藤桐谷だ」
「よろしく」
「私はディードと言います。あの………えっと………よろしくお願いします!!」

終止おどおどしながら深々と挨拶をしたディード。
どうやら恥ずかしがり屋の様である。
それにしても………

「「中々の物をお持ちで………」」

思わず言葉が被ったが仕方がないだろう。
それほど立派かつ綺麗な形の山があった。

大きさ的にはライやすずかには勝てないだろうが、星といい勝負だろう。

「………何をじっと見ているのですか?」
「いや、星といい勝負だなって思っ………」

その後の言葉が出てこなかった。

「勝負?…………一体何の勝負なんでしょうね桐谷?」
「さあ?俺にはさっぱり………」
「桐谷、テメェ………!!」
「レイ?」
「せ、星………」
「レイ、何おっぱいが大きい子に鼻の下を伸ばしてるんですか?」
「いいえ、そんな事決して!!」

「おっぱい………やっぱり男の人って怖い………」
「大丈夫だよディード………多分」
「多分なの……何を?」

そんな
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