暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第1話 エース・オブ・エースVSバリアアーマー
[3/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
に向けて発射した。

「ちっ!?」

普通の砲撃魔法も弾速が速い砲撃魔法。それがこの攻撃の利点だった。

「ジルディス!!頼む!!」

ジルディスを前に構え、大剣を盾として攻撃を受け止めた。

「!!!」

そんな大悟に向かって連射するソール。
ブリッツカノンは次々に直撃していく。

「はぁはぁはぁ………」

計16発程撃ってソールは射撃を終えた。
爆発により煙が上がり大悟の様子が見えないが、ソールは余裕があった。

「Aランクに下げた魔力でこの攻撃には耐えきれない筈………」
「………直撃してればな」
「何!?」

後ろから声がして、振り向けばそこには拳を握り締めて構える大悟が。

「何故!?」
「どんな状況にでも冷静にだ!………誰かさんの言葉だけど」
「くそっーーーー!!!」

そう叫びながら、ソールは大悟の拳を顔に喰らい気絶し、エキシビジョンマッチは大悟の勝利で幕を閉じた………










「まあ流石と言ったところかな………」

会場の特別室。
そこから2人の戦いを見ていた人物がいた。
管理局元帥、ヴェリエ・マーセナルと首都防衛隊少将、ギリ・クロッグだ。

「し、しかし元帥、バリアアーマーがこうもあっさり撃退されますと………」
「彼は管理局最強、エース・オブ・エースの神崎大悟だよこれくらいは当然さ」
「ですがAランクに下げた状態では………」
「まあ確かに不甲斐なかったが、仕方がないと言えば仕方がない。魔法の防御は完璧でも質量兵器での攻撃は想定外だったからね。それでもある程度は耐えれる強度にはなっていたはずなのに、それを破壊する神崎一等空尉が異常なのだろう」
「な、なるほど………」

「まあともかく今回の課題点を改善してからの普及だね。」
「そ、そうですな………で、では私は今回の結果をレジアス中将に見せに行きますで………」

そう言ってギリは部屋を出ていった。

「しかしまさかここまでやると思っていなかった。もしSSSランクであの様に戦っていればバリアアーマーどころか全てを破壊出来る程の攻撃が出来るだろう………」
「………しかしそれは出来ないでしょう」

そう言ってヴェリエの前に現れたのはクレイン・アルゲイル。
今回のバリアアーマーの開発者だ。

「何故だい?」
「SSSの魔力で身体強化しても身体がもたないですから」
「………なるほど、人の身体は貧弱だからね」
「それとこれ以上の装甲の強化も無理があります。今度は機体が重くなり機動力が無くなりますよ」

そんなクレインの言葉にため息を吐くヴェリエ。

「まあそれなら仕方がないか。………なら装甲の強化は白紙として、追加武装の方を頼むよ」
「………了解しました」
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ