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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第1話 エース・オブ・エースVSバリアアーマー
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故こんなにスムーズに攻撃できる!?ましては奴は今、たったのAランクだぞ!?)
「………考え事かい?」
「えっ………なっ!?」
フェイントを混ぜ、そのまま大剣を腹部目掛けて突きをくり出した。
「ぐおおーーー!!」
吹き飛ばされたが、背中にあるバーニアの噴射により仰向けに倒れることは無かったソール。
しかし………
「なっ、アーマーが!?」
突きを喰らった腹部のアーマーにひびが入り、ポロポロと装甲が崩れ落ちていた。
「………まあAランクの魔力ならこれが限界か」
「お、お前………!!」
「加奈、もしかして………」
「ええ。あのバカ、魔力を全て身体強化、それも足と腕中心に強化してデバイスで攻撃してるわね」
フェイトの問いに加奈が険しい顔で答えた。
「えっ?でも剣で圧倒している様にしか見えないんですけど………」
「甘いでギンガ。あのバカの動きを見ておかしいと思わないんか?」
「えっと………」
「明らかに過剰な力、そしてあまり動いてないから分かりづらいけど、一歩一歩の動きがかなり速かったよ」
「なのはちゃん、流石や。ギンガはもっと精進した方がええね」
「はい………」
ギンガの返事を聞いたはやては再び大悟達の戦いに目を向けた。
(せやけどあのバカがこんな戦いするとはな………てっきりいつもみたいにバカ高い魔力で圧勝すると思ったんやけど。でもこの戦い方は………まるで………)
「くそっ、何で当たらないんだ!!」
左腕のマシンキャノンから魔力弾を撒き散らすソール。
それを大悟は冷静に最低限の動きで全て避ける。
(今の魔導師にバリアアーマーの戦い方を教えてるみたいや………)
はやてはそんなことを思いながら2人の戦いを見ていた………
「くそっ、くそっ!!」
がむしゃら気味に振るう相手のブレードを冷静に避ける大悟。
(ここまでは順調。AMFにマジックコーティング。魔導師に強くても何の魔力が無い鉄の塊ならダメージを与えられる。………だけどこの手は頑丈なアームドデバイスを使わないと、遠距離からの攻撃が出来ないのが難点だな………)
そんなことを考えていた大悟。
がむしゃらに振っていたブレードを捌き、思いっきり腹部を斬り払った。
「ぐああああああああ!!!」
今度の一撃は完全に装甲を破壊し、ソール自身にも大きなダメージを与えた。
「ゴホッゴホッ!!」
思わず血を吐き出すソール。
「………これでエキシビジョンマッチは終わりかな」
「ちくしょう………ちくしょう!!」
両腰の銃筒を大悟に向け、魔力を充足させる。
「喰らえ、ツインインパルスカノン!!」
その魔力を大悟
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