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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico38-A竜の終焉 〜BADEND〜
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翼から放つ、閃光系と炎熱系の属性複合の集束砲撃ネカマーカルネーシェメッシュ。
太陽は神聖は存在。その太陽の熱や光、神秘を吸収した砲撃は対魔術師・対魔族に必殺の威力をもたらす。だけど準備――背中の翼を放射状に広げて数分間の吸収が必要だ。通常の翼モードでも出来そうなんだけど、って疑問は横に置く。とにかくその吸収時間を潰せば問題ない。

(他に月光を利用した氷雪系と閃光系の集束砲撃、太陽光と月光を複合した三属性複合の神罰クラスの砲撃もあるけど・・・。神罰は、月は出てないから今は気にしないでいいかな)

「おのれ・・・! 痛みも苦しみもなく逝かせてやろうという私の優しさを・・・!」

とうとうハート3は背中の光翼を閉じて、元の翼モードへ戻した。よしっ。

「とっとと倒れてもらうよ、ハート3! 久々の・・・雷撃最強! フェイト! 私の攻撃に合わせてランサーを、出来るだけ多くお願い!」

「あ、はいっ!」

「何を企んでいるのかは知らないけど、全てを薙ぎ払ってくれるわッ!」

――ヘレヴフラッシュ――

両腕の“光翼”を5mほどにまで伸長させて大きく振るう斬撃を繰り出すハート3。この短時間で何度も思ってることだけど、当たれば即撃墜の斬撃に加え、4つの光球からの射砲撃弾幕がウザ過ぎる。こちらが倒れる方が先か、ハート3の神器が壊れるのが先か、もしくは奇跡的に神秘中毒に陥らない綱渡りを失敗して自滅する方が先か、それとも・・・・

(フィレスが神器封じの札を貼り付けることが出来るのが先か、ね)

――アクセルシューター――

「シューット!」

――ヴォルカニックスカッシャー――

「どりゃぁぁぁぁぁぁッ!」

――プラズマランサー――

「ファイアッ!」

――制圧せし氷狼(インバシオン・ローボ)――

「往きなさい!」

「鬱陶しい事この上ないとは、こういう事を言うのでしょうね!」

私やフェイトに攻撃が届かないように、なのはとアリサとフィレスが囮を買って出てくれた。ハート3はよっぽどさっきの私の妨害が頭にキてるのか攻撃がかなり大雑把になっていて、3人の放つ攻撃に一応は迎撃するけど、アリサの真っ直ぐな斬撃以外の大半は直撃。まぁ、それでもまだ神器も壊れないし自滅もしてくれない。神器破壊は除外した方が良いかも。

「これもまた我慢比べってやつかな?『フェイト!』」

――雷牙神葬刃・十二連――

とにかくなのは達の弾幕のおかげで私はフェイトの隣に並ぶことが出来た。そして神秘カートリッジを2発ロードして、紅雷を纏わせた“キルシュブリューテ”を大きく横一線に振り払う。放つのは雷撃の斬撃12発で、全て綺麗に横一列に飛ぶ。

『え? あ、はいっ!』

――プラズマランサー――

フェ
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