暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico38-A竜の終焉 〜BADEND〜
[3/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
封じられているそうだけど、神器の知識は私よりはルシルの方が詳しいかな。

(でもだからってアゾートの抑制する効果にも限界はあるし、今のハート3は常時綱渡り状態)

――凶牙波瀑刃――

『騎士シャルロッテ! ハート3は何をやろうと?』

両腕の“光翼”の先端から羽根型魔力弾を連射するハート3。私はそれらを避けながら二度目の波瀑刃を放ってまた“太陽光”を妨げると、『察しました』フィレスは感づいたようで、『騎士シャルロッテのガードに入ります』私の護衛を買って出てくれた。

「『なのは、アリサ、フェイト! 私の攻撃頻度が少し落ちるけど・・・』ご自慢の光翼で闇を払ってはどう? お、嬢、さ、ん♪」

そんなハート3に私たちは問答無用の攻撃を仕掛けてる。“キャルタンクリーヴ”の効果は身に付けていると一切のダメージを無効化する体を得ることが出来るというもの。“キャルタンクリーヴ”以上の神秘を持った神器による直接攻撃は無効化できないけど、それ以外の、魔術や神器の攻撃は問答無用に無効化できる。まぁ、無効化にも限界はある。

「この・・・! 過去に死んだ人間がッ、現代を生きる人間の争いに・・・」

『えっと、大丈夫です!』

『同じく!』

『やってやるわ!』

大剣形態クレイモアフォームにしてる“フレイムアイズ”を肩に担いでアリサは嘆息。今のアリサはスリーズ・サンズレガリアっていう魔力ブーストのおかげで、なのはやフェイト並の魔力を扱えるし、魔法のレパートリーも近・中・遠とバランスが良いから十分な戦力になってくれてる。

(先の次元世界のアリサを知ってる分、こうして一緒に戦える日を迎えることが出来たのは純粋に嬉しいよ♪)

「関わるなッ!」

――マルアフツィポール――

ハート3の周囲に4つの光球が発生。それらは個別に動き出して、私たちに魔力弾や砲撃を撃ってきた。先の次元世界でなのはが使ってたブラスタービットやルシルの蒼翼のような独立機動砲台か。

「凶牙波瀑刃!」

それでも私は私たちの頭上に闇の波を発生させる。そしてなのは達も光球からの射砲撃を躱しつつハート3への攻撃を続ける。こちらの攻撃は迎撃されたり回避されたり直撃したり。直撃は普通に死ぬような一撃だけど、ハート3の防御力はあまりにも高い。
けど、どれだけ体にダメージが入らないと言っても神器には負荷が掛かる。その負荷を高めて、破壊する。それが、ハート3と戦う私、なのは、フェイト、アリサ、フィレスの5人の作戦だ。標的であるハート3は、なのは達の攻撃を受けながらも反撃を行い続ける。

――凶牙波瀑刃――

私も光球からの射砲撃を躱しながら、また太陽光を遮るための魔術を放つ。彼女が放とうとしているのは、放射状に展開した背中の翼に吸収させた太陽光を両
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ