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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico38-A竜の終焉 〜BADEND〜
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『無視したら本気で許さんぞ』」

「判ってる『私はあくまで幻のような存在。現在を生きるイリスの体を最優先にするよ』」

ルシルから手渡された“トロイメライ”のシリンダーを見る。やっぱりカートリッジが入ってなかった。そんな私に「通常のカートリッジで問題ありませんよ」ルシルはそう言った。聴けば通常のカートリッジでもロードすれば、神器としての“トロイメライ”が勝手に神秘が付加された魔力にしてくれるとのこと。

「ありがとう、ルシル。ありがとう、イリス」

「はい『忘れるなよ、シャル。イリスにとって神器は毒だ』」

『頑張りましょう、シャルロッテ様!』

・―・―・終わりよ〜・―・―・

――真紅の両翼(ルビーン・フリューゲル)――

背中から魔力翼を展開して、ハート3へと向かって急上昇。そしてカートリッジをロードした“トロイメライ”による「炎牙・・・月閃刃!」を彼女に叩き込む。

「悪足掻きなど見っとも無い・・・!」

ハート3は右腕の“光翼”を盾にすることで防御したけれど、私は“トロイメライ”の刀身に纏ったままの炎を爆発させる。ハート3への一方的な爆炎と爆風によるダメージ狙い。私は右手に持つ“キルシュブリューテ”を振るって黒煙の中へと「飛刃・翔舞三閃!」絶対切断の刃を放つ。間髪入れずに左手の“トロイメライ”を振るって「プラス五閃!」飛刃をさらに追加。次いで私は両翼を羽ばたかせて飛刃を追いかける。

「馬鹿の一つ覚えか!」

黒煙を斬り裂いてハート3へと向かった3つの飛刃は、彼女が振り払った右腕の“光翼”で弾き返された。次にさっき以上の神秘を有する飛刃2閃を左腕の“光翼”で弾き返そうとしたけど、「なに・・・!?」逆に左腕が弾かれ、直後の3閃への対処のために掲げた右腕の“光翼”をも弾かれ、懐ががら空きになった。

「おおおおおおおおおおおッ!『なのは、アリサ、フェイト! 最後の一撃スタンバイ!』」

――絶対切断(アプゾルーテ・フェヒター)――

両手に持つ“キルシュブリューテ”と“トロイメライ”による十字斬りをハート3に叩き込むけど、そのまま斬り払うことなく二刀で彼女を押さえ込む。

『今ッ!』

『『行きます!』』『行くわよ!』

――エクセリオンバスターA.C.S――

――デストラクト・ディターレント――

――ジェットザンバーA.C.S――

なのは達がハート3の背後へと突撃を掛けた。彼女は私に集中し過ぎていてなのは達に気付かなかったようで、3人のデバイスの魔力刃が背中に刺さったところで気付き、「ガキどもが、まだ抗うか!」怒声を上げた。

『自身の防御を優先に・・・、撃って!』

「エクセリオンバスタァァァァァーーーーーッ!」

「バーストアップ!」


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