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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico38-A竜の終焉 〜BADEND〜
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・フォースバースト――

問答無用のオーバーキルクラスな攻撃をぶちかます。次々と攻撃を受け、最後になのはの4連同時砲撃が着弾、遅れてさらに本命のバスターが着弾して大爆発。起きた衝撃波にはさすがの私も「ふわわっ!?」大きく体勢を崩すほどに吹き飛ばされてしまった。特にアリサなんて「きゃぁぁぁぁぁ!?」墜落しちゃう始末。

「わわ、ごめん、アリサちゃん!」

「ありがと、なのは。あんた、ブレイカーじゃないのによくあんなトンデモな威力を出せたわね」

「驚いた。チーム海鳴の活躍は聞いていたけど、先ほどの集束砲といい、これほどとは恐れ入ったわ。アリサとフェイトも素晴らしい魔導師だし、管理局の未来は安泰ね」

フィレスもなのはの砲撃魔導師としての能力に驚愕。でもその驚愕もすぐに薄まる。何故なら「どれだけの攻撃を受けようと!」ハート3がその健在さを見せつけてきたから。

「さすがは、か」

ハート3の両腕と同化したり背中に展開されてたりするオレンジ色に輝く光の翼を見て嘆息。

(神造兵装第88位、光翼ルミナス・プリズミラ。閃光系魔術においては最高位とされるアールヴヘイム魔術師と抜群の相性の神器。ただの魔導師に使いきれるはずがないんだけど・・・)

彼女は“ルミナス・プリズミラ”だけじゃなく、他に3つも神器をその身に付けてる。4つの神器を一度に装備するのは魔術師にとっても害だと言うのに。魔術師は最大で3つまでの神器しか持てない体だ。まぁ、例外としてルシルや雷皇ジークヘルグがいるけど。ともかく神器特有の神秘は、魔術師にとって命とも言える魔力生成・貯蔵器官である魔力炉(システム)の働きに悪影響を及ぼす。いわゆる神秘中毒っていう症状だ。

「謳え、星照らす燃えたる光幕」

ハート3の背中から展開されてる光翼が放射状に開いた。めっちゃ見覚えのあるの姿で、そして詠唱。あのヤバい砲撃を撃つ気だ。

「凶牙波瀑刃!」

神秘カートリッジをロードして、闇黒系魔力を纏わせた“キルシュブリューテ”を大きく振るう。そして発生させるのは闇黒系魔力の津波。狙いはハート3じゃなくその頭上。

「剣神シャルロッテ・フライハイト! シュヴァリエルさんからの情報通り、私の光翼の性能や技を知っているのね! 本当に小賢しい!」

――カドゥールオール――

「まあね!(強大な神秘を持つ光翼を扱えるだけで十分だと言うのに、防具アフドゥ・ハーミン、不傷剣キャルタンクリーヴまでも・・・!)」

さらにもう一振りの剣を装備してる。これで限界数を超えることになるんだけど、そのもう一振りの剣の効果が、神秘中毒を抑えるというもの。銘を“魔剣アゾート”。装備者の魔力を増強させるだけじゃなくて、神秘中毒を抑え込む効果を持つ。柄頭に付いてる宝玉内には何かの悪魔が
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