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遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
二十一話 ー揺れる眼差し、ですー
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!」
肩に猟銃を担いだ狩人姿の鳥人が現れる。この世界では、希少なエクシーズ召喚にオォ!と確かな歓声が聞こえてきて、つい嬉しくなる。
だが楽しませるばかりでは勝てないのは、必然。デュエルは勝たなければ意味がない。
「オーバーレイ・ユニット二つを使用し、カステルの効果発動!」
カステルの周りを浮遊する二つの光球が銃口へと吸い込まれていく。そして、狙いをペンデュラム・マジシャンに定めるとトリガーを引く。
「ペンデュラム・マジシャンをデッキへと戻す!放てぇ??」
「なっ??」
ドーンッと激しい音を立てて、銃弾が発射される。撃ち抜かれたペンデュラム・マジシャンは、デッキへと戻され消えていく。
「ペンデュラムの弱点その一。デッキへと戻されると召喚出来ない」
「くっ」
重要なサーチカードをデッキへと戻され、やられたと顔を顰める。もっとも下級EMをサーチできるモンキーボードがいるのですぐに手札へと加えられてしまうが、そのためのダークロウがいる。
「さて、バトルフェイズに移行!シャドーミストでリザードローを、カステルで、ドクロバット・ジョーカーを攻撃!」
「ぐぁ!」
遊矢:ライフ3800
ドクロバット・ジョーカーを貫通した銃弾が遊矢に被弾し、200だけだがダメージを与える。
「私はカードを二枚伏せ、ターンエンド」
「俺のターン、ドロー!まずは、これだ。『EM ギタートル』、『EM リザードロー』をペンデュラムスケールにセッティング!
『ギタートル』のペンデュラム効果発動!ペンデュラムスケールに『EM』モンスターがセットされた事で一枚ドローする!さらに、リザードローのペンデュラム効果発動!」
「その瞬間、シャドーミストを墓地に送り『マスクチェンジ』発動!
変身召喚!!来い、『M・HERO ダークロウ』!」
シャドーミストが光に包まれ、闇を纏った異形の戦士へと変身する。それと同時に自身の効果で破壊されたリザードローがエクストラデッキへと置かれず、除外されてしまう。
「なっ!?」
「ペンデュラムの弱点その二。ペンデュラムカードがエクストラデッキへと戻る場合、フィールドから墓地に送られる時のみ。よって除外される状況下ではエクストラデッキには戻れない??」
「だ、だけどリザードローの効果でワンドローだ!」
弱点を露見させられ、焦るもドローは忘れない。デュエルの腕前だけではなく精神面でも成長したようだ。
「もう片方のペンデュラムスケールに『EM モンキーボード』をセッティング!そして、モンキーボードの効果によりデッキから『EM チアモール』を手札に加える」
「その瞬間、ダークロウを効果発動!ランダムで手札を除外してもらうよ!」
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