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遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
二十一話 ー揺れる眼差し、ですー
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遊矢の十八番、ペンデュラム召喚に歓声が上がる。モンスターを三体召喚したにも関わらず、まだ遊矢の手札は三枚も残っている。
遊矢は、召喚したばかりのシルバークロウに跨るとフィールドへと散らばるアクションカードを獲得しに駆け出していく。

「特殊召喚に成功した『ペンデュラム・マジシャン』の効果発動!自分フィールド上のカードを二枚まで破壊し、その数だけデッキから『EM』モンスターを手札に加えられる。俺はスケールにセットされているモンキーボードとギタートルを破壊!そして、デッキから『EM モンキーボード』と『EM リザードロー』を手札に加える!」

「やるね……」

ペンデュラム・マジシャンの持つ振り子が光輝く。
ペンデュラムスケールを破壊し、手札を補充するOCGさながらの戦術に優希は額に手を当て、呻く。


「まぁ、いくらモンスターを召喚したところで先行は攻撃できないけど……、あった!」

浮島に飛び乗ると共にそこに置かれていたカードを手に取り、発動させる。、

「アクションマジック『りゅうせい』!自分フィールドモンスター一体につき、200ポイントのダメージを相手に与える!」

「遊矢のフィールド上のモンスターは四体だから、800ポイントのダメージ!」

発動されたアクションカードから光線が優希に向かって放たれる。だが、

「効果ダメージが発生した瞬間、手札の『ガード・ペンギン』の効果発動!

優希に直撃する寸前に装甲を纏ったペンギンに防がれる。

「このカードを特殊召喚し、さらに受けたダメージ分ライフを回復する。残念だったね」

「くっ、一筋縄にはいかないよな。俺はコレでターンエンドだ」

先制ダメージを与える事に失敗し、少し落胆した表情を見せるとターンを終える。

「私のターン、ドロー!『召喚僧サモン・プリースト』召喚し、自身の効果で守備表示に変更する。さらに手札から魔法カードを捨て、サモンプリーストの効果発動!デッキから『E・HERO シャドーミスト』を特殊召喚!さらに、シャドーミストの効果発動!デッキから『チェンジ』速攻魔法を手札に加えるよ!私は、『マスクチェンジ』を手札に加える!」

早々と優希のフィールドにレベル4のモンスターが三体並ぶ。
ギャラリー達は遊矢のペンデュラム召喚とは別の召喚方法が行われる事を予想し、ワクワクに胸を高まらせる。

「いくよ、遊矢!私はレベル4の『ガードペンギン』と『召喚僧サモンプリースト』でオーバーレイ・ネットワークを構築!」

優希の口上に反応し、銀河を彷彿とさせる輝く渦が現れる。そして、素材となるモンスター二体がそこへと吸い込まれると渦の中心から激しい光の奔流が放たれる。

「エクシーズ召喚!百発百中の狩人!ランク4『鳥銃士カステル』
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