第三話 遺跡の魔物(前編)
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「オラァっ!」
声を上げながら目の前のモンスター<スケルトン?アーチャー>に体術スキル貫手突き"エンプレイサー"を 放つ。旋棍スキルを使うために体術スキルは完全習得してあるから威力はなかなか。残り6割ほどだったス ケルトンのHPを吹き飛ばした。
「ハアアァア!」
周りを見渡すとちょうどコウとスイッチしたメイが両手用大剣を片手直剣の用なスピードでスケルトンに
降り下ろした。???うん、スゴく??速いです。そう、メイの特徴はあの大剣とは思えない振りの速さ。
そしてコウの特徴は------
「よっと!」
コウが新たにPOPしたスケルトンに向かって両手槍突進ソードスキル"シャープ?ストライク"を放つ。
その攻撃は吸い込まれるようにスケルトンの弱点の脊椎に命中し、HPを7割ほど削った。
「ナイス!」
そう、コウの特徴はあのアスナにこそ及ばないが、正確に弱点を捉える正確さだ。
「スイッチ!」
そう叫びコウと場所を入れ替わり、
「オラァッ!」
旋棍単発ソードスキル"穿"を放った。この技は出の速さ、ディレイの短さが特徴の、簡単に言うと右スト
レートだ。
"穿"はスケルトンのA☆GO☆に命中しHPを削り切った。
「あ"あ〜疲れた」
「お疲れさん。メイ、今ので何体目だ?」
「73体目です。」
冗談のつもりで言ったんだが。何で数えてるんだ???。
「そうかーじゃあもうそろそろ最奥部に着くんじゃないか?」
「そうですね、かれこれ一時間半経ってますし。」
「、と言うかもういい加減ついてくんないと疲労で死にますって」
「おっ、安全エリアが見えたぞ。もうちょい頑張ったら休憩だ。」
「本当ですか!」
とたんに元気になるコウ。こいつ面白いな。
「よっしゃ〜一番乗り〜!」
一足早く安全エリアに着いたコウがはしゃいでいた。子供か。
「あー敵が多くて疲れた〜。」
「本当ですよ。ギルドリーダーに"急に実地訓練だ!"とか言われたと思ったらこんなモンスターが多いクエ ストだとは。」
「お前も結構苦労してんだなぁ。」
ギルドリーダーのリンさんは腕はかなり立つんだが結構いい加減な性格なんだよなぁ。良い人ではある
んだが。
「良し、そろそろ行くぞ」
「分かりました。」
「えぇ!?もう行くんですか!?」
「10分休めば十分だろ!ほら早くたて!」
まだぶつぶつ言ってるコウを無視して次に進もうとしたときに何かがおか
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