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テスト投稿(仮題ふたりは☆きゅーぴー)

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どういうこった?何故こんな状況にいるんだ俺は……!?

………遡ること2時間前………

俺は郊外にすむ大学三年生の槻木和久真(ツキノワグマ)という

今日は休日でひたすらに堕眠を貪っていた次第、近くに越してきたという遠い(近いのに遠いとはこれいかに…)親戚の兄ちゃんが顔合わせに来るとの話を電話でマイマザァから聞いていたのであるが…はてさて

「親戚の兄ちゃんって?コウ兄か?えっどうしてここに越してくんの?ってかその前に俺別に仲良くなくね?ほぼ他人じゃね?会いに来るってどして?てか接待するいみなくね?てか嫌だしめっちゃ人見知りなんですケド……」

「あんたっ!コウちゃんにはちっちゃいころ世話になったでしょっ!いっぱい遊んで貰ったの覚えてないの?あなたがまだ小学校前だったってのもあるけどその昔私が患ってた時にしばらくあなたを小湊の叔父さんの所に預けていたのよ……当時はお金もなくてお父さんも私の看病に付きっきりだったから………」

そう話すオカンの声はヒステリックだった。聞くところによるとかなり恩を受けてたっぽい、しかもよりによって俺が、うん。

「え〜〜〜、せっかく今日はだらだらしていようかと思っていたのに!」

そうなのだ大学生たるもの忙しい!学校での講義に加え生活のためのアルバイト、あまり親しくない友人達との酒の付き合い(困った時の保険でノートとか見せてもらえる)気になるアノ子との情事までさまざまなしがらみというものがある!

今日はその全てから解放される唯一無二の日曜なのだ!日曜の午前中なのだ!!その辺良識あるオトナならわかってほしい、切実に。

「和久真さん、お願いだからママの言うことを聞いてちょうだい?あなたももういいとしなのだしお世話になった人におもてなしの作法はあるわよね?」

……徐々に丁寧な語調になるオカン、やるな……!息子にかける第一声が「あんたっ!」だったなんてとても思えない。一転して良妻賢母の風格を漂わせる、まぁだからこそ俺はことさら若者風に喋るのだが……

「わかったよマイマザァ、ああ今日は憂鬱な一日になりそうだ。でも愛する母の望みを無下にはできないね。そこで…いいニュースと悪いニュースがあるんだけど、どっちから聞きたい?」
わざとらしく話す、どこの洋画の吹替だよ。会話は続く

「………せっかく来てくれるんだからこの辺の観光案内くらいは請け負うよ、引っ越したばかりで部屋を作りたいって言うのならそれだって引き受けよう。」

これがいいニュースそして…

「ただ…条件がある」

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