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ソードアート・オンライン死を喰らう者と絶対なる剣士
4二人のビーター
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ビーターそのV
ボスがポリゴンとなって消滅した後、俺とユウキは背中合わせで床に座り込む
「ユウキ……お疲れ」
「ソウも…お疲れ」
ユウキと言葉を交わしてから周りを見ると第一層のボス攻略が終わってみんな、喜んでいた。キリトとアスナは俺らと同じで座り込んでいた。
俺が周りを見よ終えると俺達のところに攻略会議でキバオウに発言したエギルだった。
「お前らすげぇ剣技だったぜ!コングラチュレーション。」
「なんでや!」
皆が歓声を上げてる中で一人だけ納得してない奴がいた。キバオウだ。キバオウの一声で、辺りは静かになった。
「なんでディアベルはんを見殺しにしたんや…!」
「見殺し……?」
「そうや、あんたら知ってたんやろ!あのボスが使った武器のことを!」
キバオウが俺とキリトに向かい、そう言い放った。
キバオウが言い放つと周はりが騒がしくなる
「あいつら多分、元βテスターだ!ボスが使ってた武器を知ってて何も言わなかったんだ!ラストアタックボーナスがほしいがために!汚いぞβテスター!他にもいるんだろう、出てこい!」
キバオウの隊の奴がとどめと言わんばかりに俺とキリトを元ベータテスターと決めつけると周りが他にもいないかとプレイヤー同士で牽制しあう。
後ろでずっと我慢していたアスナとユウキとエギルが口を開いた。
「あなたね……」
「ソウを……」
「おいっお前……」
「「……ククク……ハハハハハハハハハッ!」」
だが三人が話す前に俺とキリトが笑い出す
「「ソウ(君)?」」
ユウキとアスナが少し不安そうに見てくる
「元βテスターだって。 俺達をそんな素人連中と一緒にしないでもらいたいな。 いいか、良く思い出せよ。 SAOのベータテストはとんでもない倍率の抽選だったんだぜ。 受かった千人の内、本物のMMOゲーマーは何人いたと思う。 ほとんどは、レべリングのやり方も知らないニューピーだったよ。 今のあんたらのほうがまだマシさ」
「でも、俺達はあんな奴らとは違う」
「俺達はベータテスト中に、他の誰も到達できない層まで登った。 ボスの刀スキルを知っていたのは、ずっと上の層で刀を使うモンスターと散々戦ったからだ。 情報屋なんか問題にならないくらいにな」
俺とキリトは黒い笑みを浮かべながら話す
「……なんだよ、それ……。そんなのもう……、ベータテスターどころじゃねえ……。 もうチートだろう、チータだろうそんなもん!」
キバオウが怒鳴ると他のプレイヤー達もそうだ、そうだと言ってくる
「そうだそうだチーターだ。 ベータにチーターで《ビーター》だ」
「「……《ビーター》いい呼び方だな。
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