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リリなのinボクらの太陽サーガ
閃光
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狂いを生じさせてきた。あなたを始末しない限り、真に計画が成就するとは言い切れないでしょう。そこまでの認識をあなたは抱かせたのです。流石は音に聞く暗黒の戦士、この人形使いラタトスク……最初で最後の心からの称賛を贈ります」

「フッ……今まで卑劣な真似ばかりしていたおまえからの称賛だ、相当評価してもらったようだな」

「かつてわたくしを一度浄化した太陽少年ジャンゴをわたくしは認めませんでしたが、その上であなたの力を認めました。それがわかってくれただけで幸いです」

「なるほど。少し癪だがおまえのその言葉で、俺がアイツの立っていた場所までたどり着いたのがわかった。後は……命尽きる最期まで戦い抜くだけだ!」

「ウフフフフ……良いでしょう。これまでの因縁の戦いの末、最後に立っているのはこのわたくしだと証明します。そして力及ばず屈した時、あなたの守ろうとした存在が全てわたくしの人形コレクションに成り果てているのを、屈辱に満ちた姿で見届けるがいい!!」

「そう思い通りにはいかん! ヴァナルガンドから続く俺の罪の象徴……そしてこの世界の未来を奪おうとするイモータル。今こそ決着をつける時……行くぞラタトスク!」

「来い、サバタ!!」

「発動、狂戦士の波動verナハト!!」

生命力を燃やす黒いオーラを発生させながら、俺とラタトスクの最終決戦が始まった。


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