第六章
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「暫くはいいかな」
「じゃあまた飲んで食べて」
「そして観てだね」
「東京自体を楽しんでいくことにするよ」
切ない微笑みは隠してだ、彼は今は先を見て笑って言った。そして後日失恋で自ら死を選んだり心中したりといった話についてこうしたことを言った。
「気持ちはわかるよ」
こう言って東京の中で東京そのものを楽しんでいった。やがて大学を卒f業して銀行に入り妻を迎えて震災と戦争の後にオリンピックを観てから死んだ。その時子供や孫達によく遊んで楽しめを言い残したのだった。パラソルを持った和服の美女の絵と共に。
パラソル 完
2015・9・18
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