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竜のもうひとつの瞳
第四十二話
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は……伊達はおそらく豊臣には勝てないということ。
全く史実に沿ってないのかと思いきや、意外と大まかな流れは史実に沿ってるのよね。
まぁ、伊達と豊臣が戦ったという話はないけど、流れを考えるのなら負け戦になるのは予想出来る。
だってさ、確か関ヶ原の戦いまでは出てるわけでしょ? シリーズが。
アニメはちょっと設定がアレだけど基本的にシリアス、ゲームはネタで来てるのに、
BASARA3は鬱ヶ原とか言われるほどに重いってのは、どっかで見た覚えがあるもん。

 それを差し引いても、あの竹中さんがどう出るのか……それを考えると少し怖い。
いくら小十郎がいるとは言っても、あの人の才はなかなか侮れないものがある。
下手をすると小十郎を凌駕するかもしれない。あの人の軍略は。

 「伊達に仕える弟がいるんです。早く家に戻って出迎えられるように準備をしておかないと……きっと、許婚も不安だろうし」

 「そうか……ならば、巻き込まれないような道を教えておこう。だが、くれぐれも注意するんだぞ」

 「ありがとうございます」

 そんなわけで、家康さんから奥州までの最短ルートと戦に巻き込まれない迂回路を教えてもらった。
アニキとはここで別れて、とりあえず鶴姫ちゃんと上手くやるようにと応援しておいた。
ま、赤くなって怒鳴られたけどね。

 とりあえず、私が向かう場所は決まった。奥州じゃなくて小田原城へと向かわないと。

 城を出て、誰もいないようなところに向かい、辺りをよく見回して重力の力を発動させる。
コントロールが難しいからあまりやりたくないんだけど、四の五の言ってられる状況じゃない。

 一刻も早く小田原城へ。

 私は空を飛んで、小田原城を目指すことにした。
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