第四章 原作開始まで・・・
第四話 カメレオン
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した。
(はぁ!?
アステロイドに炸裂弾を的確に当てやがった!!
弾バカ、いや変態かコイツ)
煙の中。
全員にとって視界が悪い状態。
正確に動けた人物が諏訪を斬った。
カメレオンで奇襲した菊地原。
「へー、やるなー」
この感想は諏訪さんに。
微かな土煙の動きに反応していた。
ただし意識だけ。体は追い付いていない。
成長は・・・したらいいな。
私は欲張らず、諏訪さん一人の緊急脱出に満足した瞬間だった。
「・・・!!」
狙撃を避け忘れた。
私は頭半分のまま、撃ってきた方角を見た。
ポカリ野郎を発見!!
『如月隊員が惜しくも緊急脱出!!
穂刈隊員の狙撃が決まった〜!!』
「仇だ、うちの隊長の。」
穂刈は私の置き土産に反応して、建物から飛び降りた。
(変化弾か、あれは。)
穂刈の狙撃位置に落ちると思われた変化弾は、広がり建物全体に落ちる。
しかも、変化弾ではなく変化炸裂弾。
(破壊?建物全体を?
違う・・・弾を遅らせてアステロイドを撃ち込みやがった!!)
穂刈の落下速度を計算されたアステロイドが真っ直ぐ飛んできた。
建物全体を破壊したのは反応を遅らせるため。
緊急脱出はさせられなかったが、腕を削れたようだ。
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