第7弾 三つ巴って弱い奴を狙うからある意味リンチだよね?
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した魔術を放っち、ドラゴンの形をした四つの風が閃輝に向かって行った。
「甘い!!」
━ズバッ!! ズバッバ!!━
閃輝は一息に先攻する三つの風を切り裂いた。
そのまま残りを切り裂こうとしたその時、
「甘いのはお・ま・え・だ」
━パチンッ━
赤志は指を鳴らした。
━ボウンッ!!━
残り一つの風がその場で弾け、砂煙が撒き散らされた。
(煙幕がわりか…だが)
━タッ タッ タッ タッ━
そう…足音までは消せないのだ。
「そこだ!!」
━ザシュ!!━
閃輝は目の前に出来た影に向けて刀を振るった。
━ボウンッ!━
しかしそれは赤志ではなく影分身だった。
「あってて〜みな〜♪」
赤志は次々に影分身を作り出し、 砂煙に向けて突撃させていた。
無論…閃輝も影分身を倒していくが影分身は倒したら煙が出る、赤志は影分身をワザと弱く作りワザと倒されていき、閃輝の視界情報を封じるのに成功した。
「くそっ…ディグレバーン・サルース・ドラゴン!!」
閃輝はディグレバーン・サルース・ドラゴンを呼び出し、体に纏わせ合体した。
暴風で煙を晴らそうとしたのだろう、しかし赤志の狙いはその合体の時に出る光だった。
「そこか!」
赤志は天に拳を突き出し、魔法で巨大な鉄拳を作り出し、
「ゴッドハンドクラッシュ!!」
降り下ろされた。
━ドッゴォォォォォォォォン!!!!━
みごと、砂煙のド真ん中に命中した。
「……潰れたか」
「残念ながら……まだ生きてるぜ?」
━ガラッ ガラッ━
閃輝は地面に埋め込まれる寸前にコンクリートを持ち上げ、楯にしたのだ。
無論…それだけで防げる訳なく埋め込まれてしまった。が、ダメージは半減していた。
「ですよね〜」
赤志は左手に持っていた剣を右手に持ち替え、構えた。
「んじゃセカンドマッチ、行きますかぁ!!」
「かかってこい!!」
━ガキィン!!━
所変わって観客席。
━ワーワーキャーキャーアカシイケーセンキニサンゼンギンジガンバレー━
「盛況ですね」
言いながらワインを飲む女。 天照である。
「神界でも有名な魔法使いに幻想の魔法剣士、それに加えて次世代の月詠候補だからな。 そりゃ盛り上がる訳だ」
喋りながら入ってきたのは、二代目月詠の月詠の結城飛鳥だった。
なお始末書は押し付けて来た模様。
「しかし話さなくて良いのですか? 三代目月詠を貴方が指定した10人の転生者の中から選ぶことを、銀時さんに話さなくて?」
「ん? ああほっとけ、とりあいずもう少し経験積んでからかな?」
「なぜ疑問形?」
「よく決めてないから、取り合えず銀時は二年生が終わってからだな。
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