ハイスクールD×D 黒龍伝説 9
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前に質量mを8倍する。これで8×8=F=64。そしてFが作用するタイミングでFを8倍。F=64。8F=512。タイミングがずれると無駄に力を消耗することになるが逆に言えば調整可能ということだ。今の話を理解した上で問うが、できるか?」
「まず複数箇所に譲渡ができないから無理。出来てもタイミングを合わせるのは無理」
「そういうことだ。地道に肉体と魔力を鍛えるのが一番だな。それと並行して洋服崩壊のような他の奴が思いつかないような技を作り続けるとかな」
「う〜ん、なるほど」
「っと、兵藤、準備しろ」
「何を?」
「退学届、渡す必要があるみたいだ」
鎖を取り出して兵藤には首輪を持たせる。そして非常階段の扉を開いたときに死角になる位置に立つ。ちょうどタイミングよく非常階段の扉が開く。
「よし、匙の野郎はいない。このまま一気に女風呂を覗きに行くぞ!!」
「おい元浜!!良い物を見せてやるって、覗きかよ!!止めとけよ、退学が保留になってる三人ってお前ら変態トリオだろうが!!」
「あんな脅し、でたらめに決まってるだろうが。それに昔から言うだろう、虎穴に入らずんば虎子を得ずって」
「ざけんなコラ!!オレは帰るぞ」
「オレも」「僕も」
半分以上が戻って行ったみたいだな。それでも松田、元浜を含めて7人か。走って女風呂を覗きに行こうとした松田の足を引っ掛けて転がし、非常階段に飛び込んで痕が残らないように加減して残りの殴り飛ばして鎖で拘束する。
「兵藤、松田を捕まえろ」
「えっ、ああ!!」
兵藤が慌てながらも松田を床に組み敷く。素早くオレが足に鎖を巻いて行動を阻害する。
「オレ、朝に言ったよな。使う機会がないことを祈るってな。まあ、これでお前たちの顔をもう見ないで済むと思えば使わせてくれてありがとうと言おうか。松田、元浜、お前らは退学だ。始発の新幹線で向こうに送り返す。旅行代もキャンセル料を引いた分を現金書留で送ってやる。もう、学園の敷居を跨ぐな。他の奴らは、うん、初犯だな。後日反省文を提出、緊急時以外は朝まで部屋から出るな」
「何しやがるんだ匙!!無実の罪で」
「オレ、扉の隣に立っていたんだが」
「兵藤だって」
「こいつの相談に乗っていただけだな。一緒に手伝いもしたから関係ない。ああ、証拠としてお前たちが先ほど話していた会話も録音している。警察に突き出されないだけマシだと思え。これ以上、オレはお前たちに関わりたくないんでな。眠ってろ!!」
二人の意識を刈り取り、他に覗きをやろうとした奴らに見せつける。
「鎖、解いてやるから大人しく帰れよ」
余った分の鎖で松田と元浜を厳重に拘束する。
「なあ匙、なんとかしてやれないのか?」
「5400
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