暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
開催!いちば模型店 ガンプラバトル大会ver艦隊戦! 中編
[1/5]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「味はどうかしら? 」

「上手いですアマネ様! 」

「六十八点」

「それは微妙と言いたいの?いい度胸ね」

「冗談に決まってんだろ」

「ふーん………まあいいわ。ところでコーチはどこに行ったの? 」

周りを見渡すと、ハルカゼの姿がどこにも見えなかった。どこに行ったんだアイツ?
そうこうしていると、一人の男が俺達の所へと歩いてきた。白髪の髪を後ろに束ね、白髪にしてはまだ若い男だった。

「君達が天之川学園の生徒かね? 」

「そうですが?あなたは……」

「すまない。紹介が遅れた。私は夢弓学園顧問のヨシナ リンドウだ」

「んで、いったい何の用だ? 」

「ふっ………彼と似たような事を言うのだな…………いやすまない。気にしないでくれ。用というのは、ハルカゼ君についてだ」

「ハルカゼ君?ハルカゼさんの知り合いか何かですか? 」

「まあそうだ。実は次の対戦相手は我々夢弓学園であり、ハルカゼ君の事について言いたいことがあるのだ」

「?なんですか? 」

「……悪いが、ハルカゼ君の参戦は認めない」

「「「「!? 」」」」

俺達はその言葉を聞くと、体が固まってしまった。くるとは思っていたとしても、現実になるとは思いたくなかった。

「そんな……「…と言いたいところだが、一つ条件を呑んでくれるのなら認めよう」……えっ? 」

「なんだよ脅かすなよヨシナさん!んで、条件ってのはなんだ? 」

ヨシナが一つ咳払いをし、口を開くと条件はいたって簡単なものだった。

「ハルカゼ君はフリーダムで参戦するのが条件だ。その条件さえ呑み込んでくれればいい」

「なんだよそれだけかよ!わかった!のむぜヨシナさん! 」

「まあそれぐらいなら…」

「どうもありがとうございます」

「気にすることはない。では頼んだぞ」

ヨシナはそのまま立ち去ろうとしたが、すぐに立ち止まって振り返ってきた。

「言っとくが……私の教え子は強いぞ」

それだけ言い残して、今度こそ立ち去った。そこからしばらくすると、ハルカゼが戻ってきた。

「ハルカゼさん、どこいってたんですか? 」

「お昼ご飯を食べるために家に戻ってたけど? 」

「そうなんですか。実は大事な話がありまして………」

アキザワが先ほどの出来事を話すと、ハルカゼが驚き、慌てた様子を見せる。

「ヨシナさんそんな事を……いや、それよりもフリーダムで出ないといけないのか……どうしよう…」

「何か問題でもあんのかよ? 」

「……まだ製作途中なんだよね…」

「……はぁっ!? 」

「せ、製作途中? 」

「………今から急いで完成させてくるから、それまで四人で耐えてて!イチヨウ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ