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いちば模型店ガンプラバトル大会ver艦隊戦
開催!いちば模型店 ガンプラバトル大会ver艦隊戦! 前編
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あ、危ねぇ〜……サンキューなハルカゼコーチ」

「いえいえ。まあ弾切れには気を付けるようにね。初心者だからまだ難しいと思うけど」

「カグラもお疲れ」

「ん、ああ」

「にしても猪突猛進ねあんた。あうやくやられるところだったじゃない」

「うるせえな。結果オーライだ」

ハルカゼがジッと俺の事を見てるような気がし、ハルカゼの方を見るとどうやら気のせいだったらしい。

「………………」





ーーー−−





「さて!では午前の部はこれまでじゃ!皆のもの!きちんと飯を食べてくるんじゃぞ?腹は減っては戦はできぬと言うしのぅ!ハッハッハッ!では解散! 」

「はっ?これ午前で終わんねぇの? 」

「やべっ!昼飯持ってきてねー! 」

「俺は持ってきたけど? 」

「私も」

アキザワとアマネが弁当が入ってあるだろう包みを手に持って見せてきた。アマネに関してどうよ?って顔をしてきたので、カウンターの鉛筆をアマネに向けて投擲した。

「痛っ〜!これで三回目よ! 」

「ならそのどうよ?って顔をしたのは何でなんだよ?喧嘩売ってんのかお前? 」

こちとら空腹もあり苛ついてんだよ。

「何よ!?どうせ用意してないと思ってあんた達二人の分も作ってきてあげたのよ!? 」

「「なんだと!!? 」」

あ、あのアマネが俺達の分も作ってきた!?いやあのって言っても、まだそんなにアマネのことを知ってねえけど。

「おいカグラ。ちょっと俺のほっぺをつねってくれ」

「ちょうどいいな。俺も頼む」

俺とヒメラギが二人同時に頬をつねると、確かに痛かった。すごく痛かった。

「これは夢ではないよな? 」

「こんなに痛いのに夢の訳ないだろ!?てかカグラテメェ!力入れすぎなんだよ! 」

「さぁて。これどうしようかしら? 」

アマネが三つの弁当箱を取りだし見せてきた。…………奪い取ろうかな?

「くれアマネ!いやくださいアマネ様! 」

ヒメラギがすかさず土下座をして頼んだ。コイツ屈するの早すぎだろ。さすがのアマネもたじろいたぞ。

「んで、カグラ君はどうするのかしら? 」

「……ちっ!………ださぃ」

「ん?聞こえないわね? 」

「………ください! 」

「仕方ないわね〜。ほら」

アマネから弁当箱を受け取り、すぐに開封して食べ始める。


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