029話
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ナナシのガーディアンもでけええええええ!!?」
「これは見物だな、強力な雷系のガーディアンの対決だ」
「いけジムノートォ!!」
「迎え撃てトルぺディーネ!!」
同時に帯電を始める雷のガーディアン、背中にある口を開き体内で発生させた高圧電流を纏い突撃してくるトルぺディーネ。同時に槍の様に鋭く砥がれた雷撃をジムノートへと放出するがジムノートはそれを雷のような速度で回避し瞬間的にトルぺディーネへと巻きついた。
「な、なんと言う速度だ!?」
「やったれジムノート!エイヒレにしたれ!」
電気エイの身体を雷撃と共に締め上げながらその身体へと噛み付き雷撃を吸収する。必死に抵抗するもそれも空しくトルぺディーネの身体は崩壊していった。
「わ、私のトルぺディーネが………!!」
「ジムノート、とびっきりの雷をお見舞いしたれ!!」
敵ガーディアンの雷を吸収しきったジムノートがその口を開き自ら発生した雷にトルぺディーネの雷を上乗せした形で雷を発射した。避雷剣を掲げ雷の無効化を図るガリアン。
「無駄だ!雷などこの避雷剣の前では!!」
「さぁ〜てそれはどうかのう?ウェポンとガーディアンが作り出す雷はレベルが違うで、特にあんたのガーディアンの力を得たジムノートは」
超高圧の電流が一気に避雷剣へと流れ込んでいく。雷を喰らい力を増していく避雷剣だが一度に喰える雷にも限界がありジムノートの雷撃はその量を超えており剣は一瞬で崩壊してしまう。
「ば、馬鹿なっ!?ガアアアアアアアアアアッ!!!!」
無効化し切れなかった雷撃が一気に身体に押し寄せ身体を焼いていく、激しい雷撃の嵐をまともに受けたガリアンはその力に耐え切る事が出来ずそのまま倒れ伏した。
「ホンマの強さは力やない。力が持つものが何かの為に命張ったろうって思いが強さになるんや。仲間を捨てたあんたにはそなんやもん、なかったやろ?」
「………立派なボスになったのだな………私の目に狂いはなかった……」
6thバトル、第5戦。ナナシVSガリアン
勝者、ナナシ。
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