第一章
[2/2]
[9]前 最初 [2]次話
きっとした顔で言う。
「容赦しないわ」
「いつもみたいにだな」
「叩きのめしてやるわよ」
「そうしろ、何人か来たら棒があるし俺もいる」
「そんな奴は叩きのめして」
「雑貨全部売るぞ」
「それじゃあね」
兄妹でこうしたことを話してだった、二人で首都に入った。そしてその街角で敷きものを敷いてそのうえでバザーの様に商いをはじめた。
「さあいらっしゃいいらっしゃい」
「是非御覧あれ」
二人共まだ十代だが彼等は路を行く人々に売りものを見せてだ、威勢のいい声で宣伝をしてだった。
ものを次々と売っていった、値切りにも的確に対処した。
客の一人である太ったおばさんがだ、ハサミを買う時に値切ってもだ。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ