【ソードアート・オンライン】編
099 少女たちのデスゲーム
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
もないNPCレストランだった。店に入り、店員──NPCの挨拶を聞き流しながら呼び出した人物を探す。店の角の方に、転生者≠ニ云う設定が有る以外は普通の──黒い髪の、ボクたちから見て年下に見える少年が座っているのが見えた。
「……《Yuhno》──で間違いないか?」
開口一番はそれだった。あちらから見たら怪しげなローブ×2≠ネのだからリュウの質問は正しい。
「うん。ボクが《Yuhno》で間違いないよ。そう言う君は《Ryu》で間違いかな?」
「ああ、《Ryu》だ。……隣のローブの人は誰だ?」
「……この娘は《Asuna》──ボクの妹なんだ。今はボクもアスナも目立つからローブを羽織ってるんだ。……あまり気にしないでおいてくれるかな」
反応を探る為に、メインヒロイン──アスナの名前で釘を刺しておく。……これでアスナがローブを外した時、転生者≠ェうっかりアスナの名前をこぼしても平気──なはずである。
「ちょっと! お姉ちゃん!」
「……っ!!?」
ボクから《Asuna》が紹介された事と──アスナのお姉ちゃん#ュ言が重なったからかは判らないが、目に見えてリュウが驚いている。……藪から蛇だすのもアレなので──リュウからいらない嫌疑≠ェ掛かるかもしれないので、今はスルーしておく。
「《Asuna(アスナ)》ですよろしく。……《Ryu(リュウ)》さん──で良いんですよね?」
「……《Asuna》──アスナね、よろしく。……呼び方はまぁ任せるよ」
いくらか余裕が有るのか、リュウに向かってアスナは挨拶する。リュウもまた、アスナに簡単に挨拶を返す。……その後はボクが主導でこれから≠フ事を語り明かした。
……気が付いた時には夕方になっていたのはご愛敬だろう。
SIDE END
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ