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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ソードアート・オンライン】編
099 少女たちのデスゲーム
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もないNPCレストランだった。店に入り、店員──NPCの挨拶を聞き流しながら呼び出した人物を探す。店の角の方に、転生者≠ニ云う設定が有る以外は普通の──黒い髪の、ボクたちから見て年下に見える少年が座っているのが見えた。

「……《Yuhno》──で間違いないか?」

開口一番はそれだった。あちらから見たら怪しげなローブ×2≠ネのだからリュウの質問は正しい。

「うん。ボクが《Yuhno》で間違いないよ。そう言う君は《Ryu》で間違いかな?」

「ああ、《Ryu》だ。……隣のローブの人は誰だ?」

「……この娘は《Asuna》──ボクの妹なんだ。今はボクもアスナも目立つからローブを羽織ってるんだ。……あまり気にしないでおいてくれるかな」

反応を探る為に、メインヒロイン──アスナの名前で釘を刺しておく。……これでアスナがローブを外した時、転生者(リュウ)≠ェうっかりアスナの名前をこぼしても平気──なはずである。

「ちょっと! お姉ちゃん!」

「……っ!!?」

ボクから《Asuna》が紹介された事と──アスナのお姉ちゃん#ュ言が重なったからかは判らないが、目に見えてリュウが驚いている。……藪から蛇だすのもアレなので──リュウからいらない嫌疑≠ェ掛かるかもしれないので、今はスルーしておく。

「《Asuna(アスナ)》ですよろしく。……《Ryu(リュウ)》さん──で良いんですよね?」

「……《Asuna》──アスナね、よろしく。……呼び方はまぁ任せるよ」

いくらか余裕が有るのか、リュウに向かってアスナは挨拶する。リュウもまた、アスナに簡単に挨拶を返す。……その後はボクが主導でこれから≠フ事を語り明かした。

……気が付いた時には夕方になっていたのはご愛敬だろう。

SIDE END
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