【ソードアート・オンライン】編
099 少女たちのデスゲーム
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これから≠フ話をしようと思う」
お姉ちゃんの云うこれから>氛汞多数を見捨てて自己の強化を行い、この城──【浮遊城/アインクラッド】の攻略に邁進する事=c。……そんな提案を私は受け入れたのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
私のお姉ちゃんは、昔から変なところ──一人称がボク≠ニかだったり、そんなところは変わっているが──私からしたらなんでも出来る自慢のお姉ちゃん≠ナある。……このゲームでも私を救ってくれた。
お姉ちゃんが居る>氛氓サう思えるだけで大分助かっている。……お姉ちゃんが居なかったら私は今でも【はじまりの街】で立ち往生を食らっていただろうし、そしてその内──モンスターに鬱憤をぶつけるかの様な馬鹿なレベリングの末に死んでいたかもしれない。
「それじゃあ、行こうか」
「うん、お姉ちゃん」
「……いや、何回も言ったけどこれ──一応ゲームだから現実≠フ話を持ち出すの無しだから」
「お姉ちゃんはお姉ちゃんだよ。……それに私達双子だからすぐにバレちゃうと思うし関係ないと思うけどなぁ…」
最早この行は何回繰り返したかは判らない。……デスゲーム2日目──今日は同じβテスターと合流して、意見を交わし合うらしい。……ローブを羽織っているのは、目立つ容姿を気にしてか。
閑話休題。
今日もデスゲームに励むのだった。
SIDE END
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
SIDE 《Yuhno》
(憂鬱だ…)
「どうしたの?」
「今から会う奴がちょっとね…」
【ソードアート・オンライン】──このゲームでは感情が顔に出やすくなっている。……ボクの憂鬱さ≠ェ顔に出ていたのだろう、アスナにいらない心配を掛けてしまった様だ。
《Ryu》──今から会う約束をしているのは、ご同輩>氛汞転生者≠ナある。βテスト時代に一緒に狩りをする事があったが、4つ目の特典──4つ目は誰が転生者か判る様にする特典≠ナリュウが転生者だと判明した。
……最初は真人君かと思ったが、すぐにその可能性は低いと睨んだ。……製品版ならまだしも──βテストに応募までしてゲームを真人君がやるとは思えなかったからだ。……実際、一 円≠フ名前を使ってカマを掛けたが、反応は無かった。
「ここだよね」
「うん」
モダンな拵えの──少し重さの有る扉を開けると、そこは店の外観とマッチしている良い雰囲気が漂っている店だった。……リュウのセンスが意外に良かった事に驚いているのは、リュウへの失礼に当たっているのだろう。
「いらっしゃいませ」
リュウに呼ばれたのは、なんで
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