『女性施設』
[2]次話
施設から保護所へ逆戻りし、異例の県外留置された施設からも出所した。
社会人として、学生として、両立する為に頑張ってるつもりだった。
それでも、高校生と飲酒喫煙は当然のように行っていた。
そんな生活を覗き見してるかのように職員が現れた。
友達を巻き込みたくないなら此の土地を離れること。
仕事も学校もヤメざるを得ない状況。
また元居た県に逆戻り。
次は18を過ぎてるので入所できる処は限られた。
女性専用の施設だった。
駆け込み寺。
シェルター。
母子施設。
呼び名も入居者も様々だった。
精神薄弱者も居た。
今迄居た人間と離れて寂しい気持ちは勿論在った。
でも此処で自立する為の職探しをするしかない。
やることは決まっていたし解っていた。
だから最初は頑張れたんだろう。
それでもやっぱり職員との争いも絶えず、出て行く宣言をした上で逃亡もした。
でも、脱走では無い。
それも結局は戻ってくるハメになってしまった。
ついには、純粋な職探しではなく、此処を出る為の策を考え始めた。
[2]次話
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