Another112 欠陥機
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したのだろう。
大輔「まあ、そこら辺は全員の力を合わせることでどうにかして、みんな要塞に突入するのは明日な。今日は解散だ」
デジモンカイザーの基地に特攻するのは明日にすることにして、全員の身体を休ませることにする。
そしてデジタルワールドでは、デジモンカイザーが、ある物を制作していた。
それはキメラモンにとても酷似していたが…。
カイザー「キメラモンは成熟期と完全体のデジモンのパーツで造ったデジモン…なら、完全体と究極体のパーツを使えば…僕の最強のデジモンが誕生する…」
メタルグレイモンのボディ。
サーベルレオモンの足。
スカルグレイモンとオオクワモン、ネオデビモンの腕。
アトラーカブテリモンの頭部。
ヴァーミリモンの尾。
ホーリーエンジェモンとウィングドラモンの翼。
そしてウォーグレイモンの髪。
完全体と究極体のパーツのみで造られたデジモンはとても凶暴そうで破壊しかもたらさない雰囲気を与えるデジモンであった。
カイザー「よし…完成したぞ…名前は…そうだな、虫螻共を地獄へ送る存在…ヘルキメラモンと名付けよう…さあ、行けヘルキメラモン!!愚かなる者達に裁きを!!!!!」
要塞から解き放たれたヘルキメラモンは完全体と究極体のパーツで構成されただけあり、凄まじい破壊力を誇っていた。
ヘルキメラモンは破壊の限りを尽くしていく。
目の前に動く者が居れば攻撃を仕掛ける。
まるでそれがヘルキメラモンの存在理由の如く。
カイザー「そうだ……もっと…もっと破壊しろ!ふふふ……はははははは!!!!」
モニターを通し、苦しんでいるデジモン達の断末魔を聞きながらデジモンカイザーは笑っていた。
『(ヘルキメラモン…醜悪なデジモンだが、私の新たな肉体として使えそうだな…)』
デジモンカイザーを通して見ていた存在は内心で新たな肉体となる存在に歓喜した。
翌日、デジタルワールドの様子をモニターで見ると、見るも無惨な光景が広がっていた。
しかも、この光景を生み出した存在が更に大輔達を驚愕させた。
賢「キメラモン…?」
大輔「にしては少し変だな。ユーノ、解析を頼む」
ユーノ「はい」
しばらくして、解析が終わり、ヘルキメラモンの姿がモニターに映された。
大輔「こいつは…」
アインス「考えたものだな。完全体と究極体をベースにして造
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