一話 プロローグ
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色々考え込んでいると、思いがけず目の前の、心読み(仮)さんが答えを教えてくれた
「君は死んだ・・・。そして僕が、生き返らせた。単純だろう?」
「OK把握「理解早すぎぃ!!」・・・・・あれ?何でよりにもよって俺が?」
当然の疑問だ。確率だとしてもその中、俺が選ばれる確立は、ただいまの地球の世界人口だけ見ても71億人。さらに、ここから見ると俺達の世界のような異世界までカウントに入れたら、もう計算も不可能だ。パーセクとか天文学的とかじゃ計っても計れないだろう。その中で俺が選ばれただと?
「それはねぇ、・・・どうしてだったっけ?」
「まじか!!」
「ハハハ、まぁいいじゃないか。多分ロキが一晩でやってくれました☆的な奴だよ」
ナニッ!?くそっ、あのペッタンコめ!覚悟しとけよ!絶対その胸倉に掴みっかかって一発入れてやるから・・・!
あ、その胸倉が地平線だから掴みどころが無いか。
「そいえば、自己紹介がまだだったね、僕は先ほどの言ったとおりここに幽閉されている神☆テューポーンだよ。君は親しげにてゅっきゅんって呼んでも「じゃあ、テューで」君もセリフ割り込みとか大概だと思うけど!?」
ダンまちの神は地球の神話の神と同じことは知っている。まぁ、それもアニメの範囲内でしか知らないが。
でも、テューポーンか・・・。確か・・・ガイアの息子で、一説によるとタルタロスとの間の子。エキドナの夫で、キマイラやケルベロス、オルトロス、ラードーン、ヒュドラーなどの怪物の父でもある。また、多くの風の神々の父でもある。一説では、ゼウスの浮気癖に怒ったヘーラーが、彼を懲らしめるためにクロノスからもらった卵から生まれたものという説や、ヘーラーが産みピュートーンに育てさせたという説もあって。
巨体は星々と頭が摩するほどで、その腕は伸ばせば世界の東西の涯にも達する。底知れぬ力を持ち、決して疲れることがない。肩からは百の蛇の頭が生え、炎を放つ目を持ち、腿から上は人間と同じだが、腿から下は巨大な毒蛇がとぐろを巻いた形をしているという。
また、伝承によっては鳥の翼を持ち、多頭竜のような姿をしているとも言われているっていうあれか(wiki参照)。
―――では実物を見てみよう。
背中には堕天したような感じの黒い翼は・・・・なく。じゃあ、頭は蛇のような・・・・でもない。
見た目は髪が白い性別不詳。ただ、所々の装飾品は蛇を象って、服装にも一応神格と言うものが感じられる。
言ってしまうと、神様っぽいがこっちの伝承とは結構違うってことだ。
まぁダンまちの世界なんだから、当たり前だけど。
「ふむ、君は僕の事を結構知っているみたいだけど・・・所々違うね・・・」
「こっちの世界の産物だからな・・・多少は誤りがあるかも・・
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