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どうやら俺は主人公を殺したらしい
六話、どうやら俺は、…………何なんですかね?
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た。
 うん、まあ、正直嬉しかったっす。




 として、原作介入の準備が整った訳だが、俺は1つの油断をしていた。
 それは、原作の崩壊だ。
 俺がいる時点で、原作がそのまま動くわけがない。未来が変わらないわけがない。
 俺というちっぽけな人間が一人加わだだけで変わるのだ。

「やあ、聖剣使い君、あれは君のガールフレンドなのか?」

 だから奴が現れた。

 白い髪に、甘いマスク。それとは相対した黒いシャツ。
 そして、テロリストととして、危険視されているある1つの集団の筆頭人物。
 既に、この集団の正体は、割れていて。今もなお、活発に、活動しているテロリスト集団。
 その集団の名は、「禍の団《カオス・ブリゲード》」
 そして、俺の眼の前で、嫌な笑みを浮かべている人物は―――ヴァーリ・ルシファーだった。

「久しぶりだな、俺のライバル」

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