39.魔導書事件
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の考えがある。毅然とした態度で腕を組んだ彼女の表情からは、この前路地裏で見た時以上の気迫のようなものが感じられる。
「当然でしょう。ミアさんにあのような悲しい表情をさせる不埒な『原因』、誰が許そうがこのリューが許しません」
「………ってことは、結局みんな最初から事件解決する気だったんじゃないですか!?」
「何を今更。ベルだって手を引く気はなかったのだろう?」
「それはそうですけど……そうですけど!!」
そうならば自分が勇気を振り絞ってやろうとした決意表明は一体なんだったのか――と聞きたくなるベルだった。
この日、リングアベル率いる仮設特捜隊は今回の火事を『魔導書事件』と名付け、その走査に乗り出した。
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