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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第三十四話 秋山大尉!井伊直弼も陶芸をしていた!!その八

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「デカキャラとかも出て来て」
「泳いだりも出来てな」
「こんな面白いゲームがあったんだよ」
「そのことは子供達にも知ってもらいたいな」
 レトロゲームはまさに名作の宝庫である。
「他にもいいゲーム一杯あるけれどな」
「ああ、昔のアーケードゲームにはな」
「アテナとか怒とか」
「魔界村のシリーズもいいよな」
 どれもファミコン版と難易度が全く違う。
「じゃあゲームもクリアしたし」
「俺達はこれで」
 二人で悪田部の背の方に顔を向けて礼をした、勿論立ったうえで。
「勝負の日は鳳凰堂行ってきます」
「それで何とか一見さんお断りの店で食ってきます」
「諦めていないか」
 悪田部は超魔界村をしつつ二人の言葉に応えた。
「それならそれでいいが」
「ええ、じゃあそういうことで」
「京都行ってきます」
「作者より前にそうした店行って来ますんで」
「美味いもの食ってきます」
 こう話してだった、二人はゲームセンターを後にした。悪田部は超魔界村をクリアーした後は別のゲームをやっていた。
 そして帰る途中でだ、尚智は尚武に尋ねた。
「御前最初はスカイキッドやってたよな」
「ああ、クリアーしてな」
「それでか」
「大江戸ファイトやってたんだよ」
「そうだったんだな」
「兄貴はずっと阿修羅ノ章やってたのかよ」
「ステージ回れるだけ回ってたんだよ」
 こう弟に答えるのだった。
「楽しみたくてな」
「それで遅かったんだな」
「そうだよ、けれどな」
「それでもか」
「楽しめたぜ、実際にな」
「それは何よりだな」
「やっぱり武器は爆弾だよ」
 忍者くんの武器はというのだ。
「あれが最高だぜ」
「威力が段違いだからな」
「手裏剣とかと比べてな」
「兄貴あの武器手に入れたらいつも爆弾だよな」
「だから威力があるからな」
 それでというのだ。
「あの武器メインなんだよ、俺は」
「それでか」
「そうなんだよ、でかい達磨や骸骨もあっという間に倒せるしな」
「普通に手裏剣だと倒すの苦労する相手でもな」
「爆弾だと簡単に倒せるんだよ」
「そう思うと凄い武器だな」
「本当にな、まあとにかくまた京都か」
 尚智はここで話題を変えた、戦場となる場所の話に。
「あそこは今寒いんだよな」
「冬だからな、今」
 また季節が変わったのである。
「京都の冬は寒いよな」
「あそこは夏暑くてな」
「冬は寒いんだよ」
「盆地だからな」
「同じ盆地でも奈良はまだましなんだよ」
 夏は京都よりも涼しく冬は京都よりも暖かいというのだ。
「山が街から離れてるからな」
「だからな」
「それで京都よりましなんだよ」 
 奈良はだ。
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