第1章:平穏にさよなら
第12話「翠屋での交流」
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パスタも負けてないなぁ...。」
「おお、確かに美味しい。」
「...私としては優輝君の料理が翠屋に匹敵してるのに驚いたんだけど。」
スキルの家事がSランクですし。
「...これからは、魔法も本格的に鍛えて行かないとなぁ...。」
「突然、どうしたの?」
ふと呟いた言葉に司さんが聞いてくる。
「いや、概要にあった通りなら、生き抜くためだったシックスセンスが使えなくなった代わりに導何とかの力が使えるようになってるんでしょ?それに魔法に関わるようになったんだから、魔法関連の事に対応できるようにしておかないとね。」
導何とかに関してはリヒトが詳しそうだから後に聞いておくか。
「それに...緋雪も魔法に関わったことで色々と狙われるかもしれないからね。」
「あー...吸血鬼とか、そう言うので人体実験とか...。」
「お、恐ろしい事言わないで!?」
実際、大いにありうるんだよなぁ...。
「...ま、そうならないように、僕が緋雪を護るためにも..ね?」
「お、お兄ちゃん....。」
うん?なんか緋雪の顔が一気に赤くなったような...。
「素敵な兄妹愛を見せてくれるなぁ...。」
「っ〜!もう〜っ!!恥ずかしいセリフ禁止!」
「ちょ、痛い痛い!わ、分かった。分かったから!」
リミッターを掛けてるとはいえ、ポカポカ殴られると結構痛い。
「...ん〜、じゃあ、私も手伝おうか?」
「え?いいの?」
「うん。最近は、する事もあまりないから暇なんだよね。それに、私としても優輝君ぐらいの、こう...技術?が高い魔導師と戦ってみたいし。」
とてもありがたい申し出だな...。
「私も別にいいと思うよ。」
「そうか?緋雪がそう言うのなら、お願いしようかな。」
俺一人じゃ、鍛えるのに限界があるからな。
「ありがとう!」
「後はいつするか決めるだけだけど...うん?」
ふと店の入り口に意識が向く。
「...もう、最近はアリサちゃんもすずかちゃんも付き合いが悪いよ!」
「き、きっと、二人にも事情があるんだよ...。」
「うぅ...私もフェイトちゃんの事で同じような事をしたし、あまり言えない...。」
...原作組だ。原作組+αがいた。
「いつもの面子から、アリサちゃんとすずかちゃんを抜いたメンバーだね。」
「それでも6人か...。多いな。」
高町なのはとテスタロッサ姉妹、八神はやてに織崎神夜。そしてもう一人、女転生者である天使奏か...。今更だけど大所帯だな。
「(....やっべぇ。シックスセンスはなくなっ
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