暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第1章:平穏にさよなら
第12話「翠屋での交流」
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も良くわからない。」

「えっ?」

「あの時の名乗りは、無意識に行ってたからね。後半の素手での戦いも、半分無意識、半分感覚でやってたから、なんというか体が動きを覚えてるような感じだった。」

  厳密には導王流なんて使った覚えがないから体が覚えてるとは少し違うんだけどね。

「じゃ、じゃあ、なんでそんな事が...。」

「...覚えもない。なのに体が覚えてる感じがする。...なら、もっと違う部分が関わってるんじゃないかな。」

「違う部分?」

  そう、僕という存在の根底に関わりそうな要素とか...。

「例えば...魂とか。ほら、前世とかそういう話があるじゃん。」

「そ、そうだね...。」

  “前世”のワードに少し動揺したな、この二人。別にいいけどさ。

「...まぁ、ステータスが視れるからそれを見ればいいか。」

「あ、それもそうだね。」

「忘れてたよ...。」

  と言う訳で、僕のステータスを皆にも見れるように出す。

「...って、あれ?」

  なんか、重要なお知らせ的な表示がある。まじでゲーム画面かよこれ。

「お知らせって...ゲームじゃないんだし...。」

「ヘルプとかもあるから良く分からないんだよなこの能力。」

  っと、なになに...?

「“特定の条件を満たしたので、今後この特典は使用不可となります。”....いや、なんでさ。」

「ますますゲームみたい...。」

  特定の条件ってなんだよ。...一応、今回は見れるから確認はできるけど。

「...とりあえず、確認してみるか。」

  皆してステータスパネルを見る。

     志導優輝
   種族:人間 性別:男性 年齢:10歳
   称号:転生者、導きし者、導■、無■■可■■、未覚醒者
   アビリティ
    止まらぬ歩み(パッシブ・エボリューション)、精神干渉系完全無効、道を示す者(ケーニヒ・ガイダンス)
    魔力変換資質・創造、共に歩む道(ポッシビリティー・シェア)、記憶力向上
   スキル
    キャラクターステータス(使用不可)、虫の知らせ(シックスセンス)(使用不可)
    導王流EX、ベルカ式魔法適性S、ミッドチルダ式魔法適性C
    闇耐性A、光耐性A、魔法技術S、知識吸収A、見稽古B、直感S
    自然治癒力強化E、解析魔法S、家事S
   ステータス
    Level:5 種族レベル:63
    体力:254 魔力:36(700) 筋力:133 耐久:157
    敏捷:163 知力:72 運:21
   概要(一部抜粋)
    先日、リンカーコアを覚醒させた事により、魂に刻まれた

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