D∴G教団
第11話 悪魔の教団
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『君達がすることは唯一つ…新たなる進化への礎になってもらいたい。だが君達にその資格があるかどうか一つテストをさせてもらおうか……始めろ』
モニターの人物が指を鳴らすと奥にあった大きな鉄格子が開き……ッ!?あれはまさか…
「グルルルッ……」
あれはタトージャやカザックドーベン……それにグレートワッシャー!?鉄格子の奥から様々な魔獣が現れた。
『君達には今からこの魔獣達と戦ってもらう、そして10分が過ぎた時点で最後まで生き残っていたら合格だ。理解できたかい?』
生き残れだって!?無茶だ!ここにいるのは年端もいかない子供ばかりしかいないんだぞ、いい的じゃないか!
「ヒッ……いやあああぁぁぁぁッ!!」
「怖いよ―――!!」
「ママ!助けて!」
今から何が起こるか幼いながらも感じたのだろう、子供たちが一斉に逃げ出した。そんな拡散したら……!
「ガァァァッ!!」
魔獣達が一斉に子供達に襲い掛かった、ヴィナスマントラの三本の首が子供の一人に襲い掛かる。子供は必死で逃げ出そうとするが腕と頭を噛まれた、そして……
グチャッ…
子供の頭がまるでにがトマトのように潰れてしまった、何て事を……!
『おや、不甲斐無い。どうやらあの子は選ばれてはいなかったようだね』
な、何を言ってるんだ……!?子供を魔獣に殺させて不甲斐無いだって!?
「嫌だァァァ!!」
「こっちにくるな―――――!!」
不味い、子供が殺された光景を目の当たりにした子供達はパニックになってしまった。
「嫌ああぁぁぁッ!?」
カザックドーベンが近くにいた子供に襲い掛かる。くッ、させるか!
「やめろおおおぉぉぉッ!!」
ドガッ!
カザックドーベンの脇腹に打撃を打ち込む、大して効いてはいないようだが奴の気を引く事が出来たようだ。
「ガァァァ!」
カザックドーベンは鋭い爪で襲い掛かってくる、僕は爪をかわしてカザックドーベンの喉に蹴りを入れた。流石に効いたのかカザックドーベンは一瞬怯む、僕はその隙を逃さずに奴の背後に飛び掛り首を締め上げる。
「ガァァァッ!?」
カザックドーベンは僕を振り落とそうと激しく抵抗する、でも外してたまるもんか!僕は更に首を絞める力を強める、そして勢いよく走るカザックドーベンを壁に激突させた。
「グォォォッ!?」
頭から壁に激突したカザックドーベンはフラフラと倒れてセピスに変化した、僕は襲われていた子供の側に向かう。
「大丈夫か、怪我はないか?」
「う、うん。ありがとう……」
魔
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