暁 〜小説投稿サイト〜
『処女喪失、レイプ』
『失望』

[8]前話 [2]次話


とにかく死にたくなるほど痛かった。
大袈裟では無い。
本当に息が出来なくなるほど苦しくて痛かった。

アソコが熱くてヒリヒリしてて血まみれで、膨れ上がってたし裂けていた。

『めっちゃ気持ちよかったわぁ。次からはちゃんと優しくしたるけん。すまんのぉ』

返事など出来ない。
できれば今すぐ此処で死んで欲しい。

此の時、失ったのは処女だけでは無い。
世の中の景色の色さえ失った。
生きてく意味すら解らない。
僅かに在った光さえ見失った気がした。

もう、人間として、女として、堕ちるとこまで堕ちた気がした。
汚れたこんな体は何の意味も持たない固形物だと思った。

『諦め』の気持ちも大きくなった。
一度汚れたものはキレイにはならない。

血液に混じって白いドロドロのモノを見たとき、胃の中には何もない筈なのに緑の物体が逆流してきた。

そして、暫く涙が止まらなかった。



[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ