『挿入』
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指だけでも凄く痛かった。
むやみやたらに動かされる其れは、生き物みたいで吐きそうな程だった。
痺れを切らしたらしい。
『なんで濡れんのんぞオマエ』
そんなん言われても知らん。
解るわけ無いやん。
大体、濡れる濡れんって何?
そんなレベル。
ただ凄く痛い上に怒ってるってのが凄く怖かった。
コレ以上痛いのは嫌だ。
必死に懇願した。
『お願い...今より痛いのは耐えれん。ヤメてください』
本当に情けない。
本当に屈辱だった。
何故、世の人間共はこんな痛いことを繰り返すのか。
理解に苦しんだ。
どんなに嫌がっても、どんなにお願いしても、其れは打ち砕かれる。
『もーえぇ。挿れるぞ』
こんなに痛いことされるくらいなら、理不尽な虐めや暴力に耐える方がマシだった。
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