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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
放課後のラグナロク
決戦後の後始末×『兵士』以外の駒が揃ったグレモリー眷属
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だな、解放するのは。覇気と殺気を開放したのか、グレモリー眷属は全員ビビってしまった。そしたら「冗談よ」と言ってたから開放するのをやめたけど面白くない冗談言うんじゃねえよと思った。

俺はアザゼルに呼ばれたので部屋から出た後に向かったが行き先は、デパート内のベンチにアザゼルがいたので隣に座って何の用だと言ったらバラキエルが、他の幹部=バカ共達が帰ってくるついでに土産を買ってきてほしいとか言われたとかで、バラキエルは買い物中だった。しばらく休んでると買い物袋をいくつも持ったバラキエルが戻ってきた。

「頼まれていたのはこれで全部か。あっ一誠様。どうしてここに?」

「お疲れバラキエル。何見送りのついでに呼ばれた、アザゼルに」

俺らの横にバラキエルが座るが、クタクタとなってしまったな。無骨な武人に買い物はしんどいが、朱璃さんから言われて買い物に行く事が多いからなのか。いつもよりも疲れていたが、頼まれるとノーとは言えないからな。俺は手荷物から持っていた包みをバラキエルに渡した。

「バラキエル、忘れない内にこれを渡しておく」

「何ですか、この包みは?」

「いいから開けてみろ」

バラキエルが開けると、そこには一つの弁当箱だった。

「・・・・弁当?」

俺は事前に録音しておいたのを再生したのだった。

『あなた、最近忙しいからと朱乃から聞いたので冥界に帰ったら食べて下さいな。私と朱乃のお手製弁当ですわよ』

『お父様の好きなおかずばかりなのですから、これを食べた感想は後程聞きますからね』

弁当箱を開けると、色彩豊かで見事な和の料理ばかりが入っていた。

とボイスレコーダーで伝えると素直に受け取りながら泣いていた。俺は用件が済んだので、デパートから離れた後に電話した。相手は勿論朱璃さんに電話してからちゃんと渡したと伝えた。その報告をしていたら、俺の端末からメールが入っていた。内容は曹操に盗聴器を内密に付けていた会話から聞こえてきたそうだ。

「曹操、そろそろ表舞台へ立とうか」

「そうだろうな。だがそれでいい、人材も集まってきたから次の段階へ進むとしよう」

「物は揃いつつあるから、頃合いだ。最初の交渉相手は誰にするが、協力態勢を外堀から剥がしていくのであれば乗ってくるかな?」

「乗るさ。今時全面戦争など流行らないから、旧魔王派の悪魔らは全て創造神黒鐵によって捕獲された。交渉に行くが、慎重にしないと黒鐵に勘付かれてしまうから手堅く
行くとしようか。ジークフリート」

「了解。魔王と魔物、そしてドラゴンを退けるのはいつだって英雄と勇者である。だが神相手では流石に出来るかどうか知らんぞ」

との事だったから、ようやく英雄派が動くようだ。俺は人間界本家に帰った後、一応英雄派が動くとだ
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