放課後のラグナロク
決戦後の後始末×『兵士』以外の駒が揃ったグレモリー眷属
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イリナは修学旅行に行くらしいが、イリナまでいなかったら生徒に疑問が出るので教会トリオの中に入って、俺達が旅行中に何かあれば連絡する事にした。
元々表だとグレモリー眷属の助っ人や教会トリオと一緒にいる事で、裏は俺らの協力者だからだ。それに強くなればなる程この世界だと、強者がいるのかもしれないが俺達だと雑魚にしか見えないだろう。
「もう終わりだわ!」
悲鳴を上げる女性の声が響いたが、それは部室の中央からだった。見れば銀髪の女性であるロスヴァイセが号泣してた。北欧に帰ったと思ったら、何故かオーディンに置いてかれるという酷な話だ。オーディンもヴァルハラに到着してから気付いているんじゃねえの?
「リストラされたこの屈辱はいつかオーディン様に晴らしてやるわ、どうせ私は仕事が出来ない女で処女よ。彼氏いない歴=年齢ですよ!」
おいおい、やけくそに言ってるが処女ってデカく言うなよな。すると部長が来てこの学園で働く事になったらしい、希望通り女性教諭となるが生徒には向かないだろうな。ロスヴァイセは飛び級で祖国の学び舎を卒業しているので、歳は若いけど教員としてなら教えられるとの事だ。
「けど、私、この国でやっていけるのかしら?かと言って国に戻っても『どの面下げてオーディン様の後から帰還したのか?』って怒られるでしょうし、挙句の果てに左遷されそうだし!うぅせっかく安定した生活が送れそうな職に就けたのに!」
相当落ち込んでいたが、確かに護衛する主神がボディガード残して先に帰還したらそう言われそうだな。ま、俺から言えば何とかなりそうだが言わないでおこう。
「うふふ、そこでこのプランとして今冥界に来るとこんな特典やあんな特典が付くのよ?」
書類に目を通すとロスヴァイセが、驚愕の表情となっていたが保険金が冥界と北欧だと掛け捨てのようだ。そんでサービスやシステムもお得だと刷り込み作戦のようだが、見た目だけで悪魔の囁きで戦乙女を買収してるようにしか見えない。基本賃金が違うようで、ヴァルハラとは大違いらしい。部長はまるで保険の営業マンとなっている。
「なあ一誠。あれはどう見ても買収しているようにしか見えない」
「ヴァーリもそう思うか。俺もそう思ったが、元々悪魔は欲を持った者への交渉術を生業としているからな。上級悪魔である部長の巧みな話術で、相手を落としているようだな」
「ちなみに私の所に来るとこういうモノを得られるわ」
「・・・・グ、グレモリーと言えば、魔王輩出の名門で、グレモリー領の特産品は好評で売り上げもとても良いと聞いてます」
「そうよ。そのお仕事に将来手を出してもいいし、グレモリーはより良い人材募集しているのよ」
勧誘を続けると部長は一つの駒を出したが確かあれは『戦車』だ。リアスの駒は『兵士』以外埋ま
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