放課後のラグナロク
決戦後の後始末×『兵士』以外の駒が揃ったグレモリー眷属
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『・・・・っ。全員か?』
「その通りだが、原因は異変を起こした置き土産として置いてきたオーフィスの蛇だ」
「なあ?何故一ちゃんは、オーフィスの事を『禍の団』から抜けているみたいな事を言うんだ?」
『私も気になるが、蛇を飲んだのか?』
「その事に関しては何時か話すが、オーフィスの蛇を飲んでいない。神器に絡ませるタイプを無理やり変化させて、神器を激しく刺激させていたみたいだ。所有者ではなく神器自体の潜在能力を強制的に引き出していたのだろう。神器の攻撃力ではなく、禁手関連に謎が多い不確定要素がある部分を刺激するように仕掛けられてたようだ」
「一番繊細で危険な所にな、下手したら神器が壊れてしまう。強引な術のオンパレードで実験しているようだがら、変異した蛇を調査すると所有者が死ぬか禁手に至ると役目を終えて停止するように作られていると一ちゃんからの報告だ。同じもんを創らせてから、俺らで実験したからな。禁手使いの増加は、諸々含め俺達がやろうと思っても真似はしてはいけない代物だ」
『なるほど、禁手使いを増やす手段としてか。神器がバーストして壊れると所有者は死ぬが、どちらにしても禁手に至らなければ死んでもいいという事か。まあ一誠君が禁手使いのバーゲンセールを全て防ぎ切れると思いたいが、一番警戒すべきは私達でも知らない新たな神滅具が誕生する事だね』
「まあな。そこら辺は俺らに任せてもいいが、神器対策は荒れそうになる。敵に回して厄介なのは、特異な能力の多い神器だ。神の置き土産である神器は、今まで特殊能力と考えていたが俺達の前に立ち塞がれるとどうなるかはサーゼクスとアザゼルの考えと同じだ」
あの後から数日が経ったが、オカルト研究部の部室の話題はそろそろ二年生には修学旅行についての話題だった。俺達はサボるけど、ヴァーリとシーグヴァイラは俺と一緒にサボる予定だが一応話題には乗っていた。レイヴェルは一年だけど、俺達と行く為に学校を家の用事という事で休む事が決定。アザゼルは今日もいないが、何でもバラキエルが土産を買う為にと見送りに行ったそうだ。
「一誠さん。最近忙しかったですから、一緒にお買い物に行きませんか」
アーシアが修学旅行のしおりを見ながら言った。
「アーシア、修学旅行には流行の下着を着けて行くといいそうだ」
ゼノヴィアが、そんな事を言うからアーシアは真っ赤になった。そんな流行あったか?
「ほ、本当ですか?」
「うん。皆で入る風呂では、まず下着から見事に着こなせてないと後で笑われるそうだぞ。私もこれと言って可愛い下着は持ってないからな。一緒に買いに行った方が良いかもしれない」
「しゅ、修学旅行って奥が深いんですね!」
どこ情報何だと思ったが、もしかして桐生の入れ知恵かもしれん。ちなみに
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