放課後のラグナロク
歴代残留思念達による会議×学園祭に向けた準備
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後の部活動に学園祭で催す出し物に関連した事で互いに意見を出し合っていた。メイド喫茶は他でやると思うし、去年と同じじゃ客が来るか分からない。
オカルト的な研究を一切してないからか、話題にならないが話題になるのが、二大お姉様・ロリロリで可愛い白音・二年で有名なアーシア、ゼノヴィア、イリナの美少女トリオ・クール女子として男子に人気となっているシーグヴァイラ・一部の男子人気が上がっているギャスパー・小柄だけど縦巻きロールで人気なレイヴェル・そして学園アイドルである俺、ヴァーリ、祐斗となっている。
「オカルト研究部の女子の中で、誰が一番人気者とか決めるか?」
「僕にとっては、二大お姉様のどちらが人気か気になりますね」
俺とギャスパーが漏らした呟きを聞いていた部長と朱乃だったからか、顔を見合わせて言った。
「「私が一番に決まってるわ」」
部長と朱乃の声が重なった為、睨み合いを始めた事で失言だったがもう遅い。二人共笑顔だったが、怖いオーラを漂わせていた。
「あら部長。何か仰いましたか?」
「朱乃こそ、聞き捨てならない事を口にしなかったかしら?」
部長も朱乃もいつものような雰囲気を出していたから、俺としては安心しているけど藪蛇だったかもしれん。二人の口喧嘩が始まった事で、会議は強制的に終了となった。催し物に関しては、後日決める事にしたが修学旅行前に決まるのか?まあ俺達は家族旅行として行くから、自由時間が多い俺らである。
「そんでアザゼル、黄昏にはまだ早いだろ?」
「まあな。ラグナロクには早いが、お前ら気張れよ。一ちゃんらはいつも通りで構わんさ」
『はい!』
「俺らはいつも通りやらしてもらうが、ロキが果たして強化してくるのだろうか?」
「さあな?そこに関しては決戦の時にしか分からんさ」
決戦の時刻となり、今夜始まる北欧神話悪神ロキ&フェンリル対黒神とグレモリー達。俺達はオーディンと日本の神々である八百万や護法善神らと会談するんで、都内にある俺がオーナーをやっている高級ホテルでやるとの事。
屋上なのかビル風がとても強いが、ホテル周辺のビル屋上にはシトリー眷属が各々配置されて今は待機状態。匙は地獄トレーニングを済ませた直後に、直接こちらに送り込まれるらしいが、さてはて吉と出るか凶と出るかは分からない。
ホントなら俺が仲介役をする所だが、今回はアザゼルが会談での仲介役となっているので、俺は戦闘前線にいてアザゼルはオーディンの傍にいる。
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