Another107 カイザーの挑戦状
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
か「今のあなたに何が出来るんですか?」
実際、今のデジモンカイザーには戦力は殆どないはずだ。
イービルリングで支配していた外のデジモン達は自分達が解放して、保護した。
始まりの町も警備を充実させたからデジモンカイザーに支配される危険性はない。
カイザー『確かに僕の配下は君達に奪われたが、配下が足りなければ造ればいい。見ろ!!』
空中に浮かぶ円盤型の巨大要塞からキメラモン、ムゲンドラモンと言ったデジモン達が大量に出撃し、次々に村を、街を焼いていく。
「ああっ!!?」
ギンガ「何てことを…」
カイザー『それだけじゃないよ。』
要塞から無数の砲門が現れ、それから放たれた砲撃がデジタルワールドを焼いていく。
ヴィータ「て、てめえ止めろ!!」
カイザー『止めるわけないだろう?これは裁きなんだ!!デジタルワールドに対してのね!!』
狂笑を響かせながら、デジモンカイザーは画面から消えた。
シグナム「外道め…これが賢の兄とは信じられん…」
シャマル「前の賢君も…」
大輔「いや、前世の賢はここまでじゃなかったよ。流石に許せねえな」
遼「……もう、どうしようもないのか」
一輝「仕方ない、奴をあの円盤から引きずり降ろして尻をひっ叩いてやればいいんだろ?」
大輔「それが出来るなら苦労はしなさそうだよ兄ちゃん」
賢「あの要塞にはバリアが張られている。まずはあのバリアを何とかしないとね……完全体の攻撃ではビクともしないだろうけど」
はやて「それに、デジモンカイザーが放った人造デジモン達も放置出来ないやろ?」
画面を睨みながら言うはやてに全員が頷いた。
ルカ「はっきり言って、これはかなりキツいですね。まだデジタルワールドに残ったデジモン達の保護に加えて人造デジモン達を倒さなければならないのですから。」
ユーノ「そうだね。これはもう僕達だけで解決出来そうにない。太一さん達にも無理させることになりそうだ」
出来ることなら自分達だけでケリを着けたかったが、流石にこれ程の事態となると自分達だけでは難しい。
特に水中では丈とゴマモン、タケルとパタモン、ヒカリとテイルモンの力が確実に必要になる。
ブイモンもワームモンもホークモンもアルマジモンも誠実のデジメンタルで水中戦に対応出来るが、それだけでは力不足が否めない。
大輔「デジモンカイザーを止めるよりも、人造デジモン軍団を止める方が先か…!!」
遼「絶対に止めてみせるからな、治!!」
賢「まずは太一さん達に連絡を」
太一達に連絡を開始する賢。
いよいよ、デジモンカイザーが本気になった。
選ばれし子供達とデジモンカイザーの本当の戦いが幕を開く。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ