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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第三十四話 秋山大尉!井伊直弼も陶芸をしていた!!その五

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 するとだ、そこにあったゲームはというと。
「おお、これは凄いな」
「幻のタオ体道あるぞ」
「これ滅多になかったんだよな」
「いや、すげえレアゲームじゃねえか」
「あと大江戸ファイトもあるぜ」
「これは凄いぜ」
 伝説のゲームを見て喜ぶ二人だった。
「どっちのゲームやるかだな」
「ちょっと悩むな」
「こっちには忍者くん阿修羅の章あるしな」
「このゲーム滅茶苦茶面白いんだよな」
 こちらはメジャーなゲームである、名作と言って問題ない。
 それでだ、尚智は尚武にこう言った。
「俺こっちやるな」
「忍者くんやるんだな」
「ああ、最後の阿修羅までいくぜ」
「そうか、じゃあ俺はスカイキッドやるか」
 尚武は阿修羅の章の隣のそのゲームが空いているのを見て言った。
「全ステージで爆弾投下やるぜ」
「ああ、頑張れよ」
 こうして二人はそれぞれのゲームをはじめた、すると。
 二人の後ろからだ、あの声がしてきた。
「振り向くな」
「悪田部さんですか」
「今日はここでお話ですか」
「そうだ、事務所からワープして来た」
 二人が来ているゲームセンターまで、というのだ。
「君達の体内に無断で埋め込んだセンサーを辿ってな」
「俺達の身体の中って色々入ってますね」
「爆弾とかそのセンサーとか」
「何かサイボーグみたいになってきましたね」
「俺達の身体凄いことになってますね」
「安心しろ、埋め込んでいるだけで改造手術は行っていない」
 だからサイボーグではないというのだ。
「スーツは着るがな」
「ジャスティスカイザーのスーツですね」
「それはですね」
「着るにしても」
「改造は受けていないんですね」
「今のところはな」
 尚以前に改造手術を受けているという描写があってもそれはなかったことに強引になってしまうから問題ない。
「そうだ」
「そうですか、まあとにかくですね」
「今回俺達のところに来た理由は」
「どうしてですか?」
「普段は事務所なのに」
「事務所での話もマンネリだからだ」
 悪田部はゲームをしつつ二人に話す、プレイしているのは怒だ。
「それで趣向を変えてみたのだ」
「あまり大した理由じゃないですね」
「そうした理由でしたか」
「そうだ、それでだが」
「はい、今回の勝負ですね」
「それのことですね」
「陶芸だが」
 悪田部は種目から話した。
「平等院鳳凰堂でな」
「ですよね、京都の」
「あそこでやるんですよね」
「健闘を祈る、しかし君達は陶芸の経験はないな」
「はい、ないです」
「それも全く」
 二人は悪田部にあっさりと答えた。ゲームを楽しみつつ。
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