第三十四話 秋山大尉!井伊直弼も陶芸をしていた!!その三
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「それでもね」
「やってるとか」
「面白いんだな」
「そうだよ」
その通りだというのだ。
「だからね」
「俺達もか」
「やってみたらいいか」
「一度部活に来てみる?体験も大歓迎だよ」
「入部しなくてもか」
「それでもいいんだな」
「いいよ、まずは陶芸を知ってもらうこと」
まずはというのだ。
「それが第一だから、まあ何時でも来てよ」
「ああ、じゃあな」
「そうさせてもらうな」
二人も葉山君の言葉に頷いた、それで気が向いたら本当に陶芸部に顔を出そうとしていた。しかしそう思っていた矢先に。
葉山君と別れた二人二だ、瞬が声をかけてきた。
「今回の勝負の種目と場所が決まったわよ」
「へえ、もうかよ」
「もう決まったのかよ」
「ええ、まず場所はね」
そこはというと。
「平等院鳳凰道前よ」
「また観光名所か」
「あそこに決まったんだな」
「藤原道長さんのあそこだな」
「あのお寺だな」
「そう、あそこになったから」
瞬は二人にあっさりと話した。
「三日後の正午ね、待ってるわよ」
「よし、じゃあな」
「三日後鳳凰堂だな」
「段々場所もネタがなくなってきてるけれどな」
「作者もいちいち調べてるんだな」
「そうよ、それで種目はね」
それはというと。
「陶芸になったから」
「何か話が出たのが種目になってるな、最近」
「パターン化してるな」
「芸がないな、作者も」
「ネタに困ってるのかよ」
「だからネタに困ってるからよ」
それでというのだ。
「打ち切りの話が出てるのよ」
「人気がなくても打ち切り、ネタに詰まっても打ち切り」
「打ち切りの話ばかり多い作品だな」
「つまり俺達が主役だと駄目だってのかよ」
「この作品はそういう作品なのかよ」
「そうよ、他の作品は最後まで書くことを念頭に置かれて書かれてるけれど」
この作品に限ってはというのだ。
「この作品は週刊少年ジャンプよ」
「打ち切り制度ありか」
「厄介なことに」
「じゃあ吸血鬼が出て来てもか」
「打ち切りになるのか」
「吸血鬼?終わりのセラフに出て来るみたいな」
吸血鬼と聞いてだ、瞬は二人にこう返した。
「そんなの西郷元老がお一人で消滅させたわよ」
「おい、全滅じゃなくてかよ」
「消滅かよ」
「全滅って三割だよな」
「消滅は九割以上の損害だよな」
「そうよ、あの漫画そのままの吸血鬼が出て来たけれど」
しかしというのだ。
「西郷元老の太陽拳で全員消えたわよ」
「あの漫画の吸血鬼太陽でも死なないだろ」
「で、何で太陽拳で消えるんだよ」
「それは柱の男とかだろ」
「また違うだろ」
「細かい設定は置いておいてね」
そうした設定はこの作品では全く気にされない、作者のその時の気分で全
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